見出し画像

ヤマカガシ峠はキツかった

タイトルでも若干バレているが、シレン6のダンジョンやストーリーに関するネタバレを含む。

とぐろ島の神髄に挑む前に、他のダンジョンを一通り踏破しておこうと考えていた。
その中では、ヤマカガシ峠が最も難しかった。
無双の島は、鍛え上げた武具や強力なアイテムをたくさん持ち込めるし、復活の草や脱出の巻物も持ち込めるので、それらを失うリスクも低いから、まだマシだ。
暴走の種をぶつけられて店主(赤)に殴りかかったときは焦ったが、そのくらいだった。

話をヤマカガシ峠に戻そう。
このダンジョンは、旅仲間セキのストーリーを進めると出てくる。
うろ覚えでざっくり説明すると、彼女はマダラグモ忍軍の頭領の娘で、頭領のやり方についていけず、軍の老人や女子供をつれて抜け忍となり、とぐろ島に隠れ住んでいた。
それが忍軍に見つかってしまい「隠れ里を襲われたくなければ、ヤマカガシ峠に来い」と呼び出される、という話だ。
余談だが、セキ、ウロコ、イワシ、スジはいずれも「雲」に関連した名前だと思われる。

そんなわけで、このイベントが発生すると、ヤマカガシ峠をクリアするまで、他のダンジョン内にセキは出てこなくなる。
私の場合、ヤマカガシ峠の出現まで割とスムーズに進んでしまったので、セキをダンジョン内で見たことがないまま、出現しない状況に入ってしまった。
初の共闘がボス戦なのはアツかったが、どんな性能なのか全くわからないし、初回はそもそもボスにたどり着くのが精一杯で、ボス戦はもはや捨て試合だった。

散々言われていると思うが「クリアするまでダンジョン内に仲間としてセキが出てこなくなる」にもかかわらず、ヤマカガシ峠はとても難しかった。

何がヤバいかといえば、持ち込み不可の上に、火遁忍者系や畠荒らし系のモンスターがひっきりなしに出るので、アイテムが集まりにくいことだ。
ダンジョン内に落ちているアイテムを駆使して切り抜けるゲームなのに、肝心のアイテムが燃やされ、荒らされる。
その中でどうにか有用なアイテムをかき集めないと、先に進むのは難しい。
しかも、最後にはボスキャラ(取り巻き含む)がいる。
対集団戦用のアイテムを確保しておかないと、まず詰む(例に漏れず、ボス部屋で聖域の巻物は使えないので、それ以外で)。

次にヤバいのは、各階のモンスター構成だ。
ノロージョや壺荒らし、山伏・中など、中盤以降のフロアには、単なる殴り合いでは分が悪い、やたら強いモンスターが混ざっている。

トドメに、アイテムは基本未識別である。
アイテムの入手が難しいのに、草や巻物は、識別のために、1回使わなければならない。
これが、アイテム不足に拍車をかける。
とはいえ、これはある意味「いつものこと」だし、識別の壺(要確定)や、特製おにぎりの拾い識別、店での値段による識別もあるので、そこまでではない。
体感では、幸せの杖や倍速の杖のような、ヘタに使うとヤバい類の杖は出てこないような気がする。

なお、マゼルン系は出ないし、おそらく合成の壺も出ない。つまり、武具は、ほぼ素のスペックである。

結論としては、攻略サイトにあるように、
・3階までに、にぎり見習いでおにぎり量産
・7階あたりで、土遁忍者が作る土塊を利用してボウヤーで矢を稼ぐ(100本以上推奨)
・毒矢の罠を見かけたら、石などを投げて強制起動させて毒矢を稼ぐ(多ければ多いほどよい/カラクロイドまんの使用も視野に)
といった仕込み作業が必須になってくる。
これをやった上で、
・そこそこの武具を拾う
・なるべく多くのアイテムを識別する
・道中を乗り切るアイテムを入手する
・対ボス用のアイテムを確保する
・中盤以降にモンスターハウスを引かない(1回ならギリギリ耐えられるかも)
・終盤は即降りする(要階段運)
ことができて、ようやく突破できた。
願いの祠が2回出て、杖や巻物が集まったのが大きい。
ボスは、素早さ草を飲んで、身代わりの杖で取り巻きを身代わりにして、換金の壺で作った比較的高額なギタン(計3000ギタン程度)をぶつけてから、数発殴って勝った。

要するに「準備を念入りに行うことで、ようやく運ゲーに持ち込める」ダンジョンといえる。
先に挙げたような稼ぎ行為は、ダルい上にダメだったときの徒労感が大きいのであまりやりたくなかったのだが、そんなことを言っている余裕はなかった。

そんなだったので、クリアしたからには二度と行かないつもりでいたのだが、コッパが「もう一度、行ってみるか?」などというので、もう一回踏破することになりそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?