ドラクエ3のHD-2Dが楽しみ

発表されてから長いこと音沙汰の無かったHD-2D版ドラクエ3について、先日のニンテンドーダイレクトで新情報が出た。

開発中とはいえ、戦士にMPがあるとか、新職業っぽいキャラクターがいるとかで、新要素が盛り込まれる雰囲気があり、妄想が捗る。

いきなり細かいところだが、パラメータに「みのまもり」が追加されることが確実視されている。
たしかドラクエ4までは、防御力は「すばやさの半分+防具の防御力」で計算されていた。容量が少ない時代の工夫か、あるいはもっと昔のRPGの名残りだろう。
このシステムのおかげで武闘家は装備品が弱くてもある程度何とかなったのだが、戦士の防御力がほぼ防具頼りになってしまった。そういう意味で、戦士にとっては強化の調整になるといえそうだ。
前衛職の武闘家はみのまもりも高めになるとは思うが、中衛っぽい盗賊は低めになりそう。

勇者の性格診断の場面が動画にあったので、性格システムは、おそらく残る。パラメータが変わることで、性格のあり方も変わることになる可能性が高い。
とはいえ、種の使い方で成長補正が決まる仕様はそのままだろうから、難しく考えることはないだろう。

戦士や武闘家の特技については、まだ確定はしていないが、あってもよいのかな、とは思う。
SFC版では商人や遊び人には特技が追加されたが、戦士や武闘家は打撃のみだった。
特技によるさらなる差別化が図られても、さほど違和感はない。
みかわしきゃくとか仁王立ちみたいな、防御系の特技が出てくると前衛の壁性能が上がるのだが。

パラメータが変わって、特技の追加や新職業などが実現するなら、ゲームバランスは大きく調整されることになるはずだ。
昔のゲームはレベリングを行う前提のバランスになっていることが多いのだが、その点も時代に合わせて調整されるかもしれない。
(シャンパーニのカンダタ戦で魔法使いがメラミを使っているのは、個人的にはレベル上げすぎな印象)

昔の名作ゲーム全般にいえることだが、研究が進みすぎていて、本来想定された進め方を逸脱した「効率のよい」進め方が確立されていることがある。
SFC版のドラクエ3でいうなら、ロマリア到着後真っ先に魔法の鍵を取りに行き(アリアハンの宝などで金策して)ポルトガで強い武具を調達してからシャンパーニのカンダタを倒しに行く(ノアニールは完全無視)、みたいなものだ。

自由度が高いという意味で、この進め方も悪くはないのだが、どうなるだろうか。

いずれにせよ、初回はオーソドックスに進めると思う。

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