アカネチャン

火をつけるとよく燃えます。

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パパのビシソワーズが食べたい

夜の散歩をしてると、ビシソワーズの香りがした。パパが作ってくれたじゃがいものスープだ。もうしばらく食べていない。 懐かしくなったから、もうすぐ成人式だし、パパへの気持ちでも書こうかな。 気づいたころには両親の仲が悪かった。中学生になって、常に臨戦状態の家庭環境に耐えられなくなり、母親に離婚を勧めた。ひとりで暮らしたかったけど、許されなかったから母親についていった。反抗期だった私は「どうしてママについていくの?」と憤るパパに、「自分からプロポーズしたくせにママを幸せにでき

    • マインドビッチ

      私はマインドビッチだ。 マインドビッチとは、経験人数の大小に関わらず、そういうことをするのに嫌悪感を抱いてない女性のことだ。(私が定義した。) こういったオープンな思想を持ち合わせているのに、フィジカルにビッチではないのは、周りの環境のおかげだろう。私の近くにいる男の子はみんなジェントルマンなので、決して安易に手を出さない。素敵な友達に恵まれた。 私にとってえっちをする、ということはスキンシップの一つだ。神聖なものではない。あるいは汚らわしいことでもない。 言ってみれ

      • ばかでいいじゃん

        最近、心が安定してる。 夏だからっていうのもあるけど、それ以上に物事を深く考えなくなったからだと思う。 きっかけは、Tinderで出会った男の子。 彼はびっくりするくらいポジティブで、能天気。 そして、私がダメな自分を曝け出しても、それでもええやんって笑ってくれて、絶対に否定しない。 彼と話していると、難しく考えないで、もっとシンプルに生きていいんだなって思える。 ある意味、ばかなのかもしれない。 だけど、ばかになる事が必要な時もある。 人間らしく考えれば考え

        • ペットを飼う事と、セフレを作ることって同値では?

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        パパのビシソワーズが食べたい

          私のTinder日記

          好きな人からのラインを永遠に待ってる忠犬を辞めたくて、Tinderをはじめてみた。 Tinderの男って、みーんなうちの事好きでいてくれるからめっちゃ楽。うちのクソ長いつまらない話を楽しそうに聞いてくれるし、返信早いからヤキモキしなくていい。 Tinderって聞くと、ヤリモクのためのアプリだと思ってる人がほとんどだと思う。そうやって使ってる人もいるし、私自身もちょっとヒヤッとしたことはある。でも、ヤリモクですか?って聞いたら正直に答えてくれるから住み分けはできているような

          私のTinder日記

          依存体質

          私には一つのものに執着してしまう癖がある。 あるときは恋人、あるときは友達、あるときは動物に 大学で出会った友人がこんなことを言っていた。 「失うのが怖いから、分散させてるの」 なるほど、世の中のほとんどの人はそうやって上手く生きているのかもしれない。 永遠なんてものは存在しないと知ったいま、そろそろ生き方を変えなくてはならなくなってきた。 私が依存するとき、その他のものは蔑ろになってしまう。 心配してくれる友達さえ、見えないフリをしてしまう。 そんな一方で、

          大学で大好きって思える友達に出会えて、ようやく日常が回り始めたところなのに、あと季節1周ちょいしか一緒にいられないって考えると寂しくてたまらない。

          大学で大好きって思える友達に出会えて、ようやく日常が回り始めたところなのに、あと季節1周ちょいしか一緒にいられないって考えると寂しくてたまらない。

          失敗しても、怠けてしまっても、ダメな人間でも、 もう1回!って立ち上がって頑張ってくんです。 そうやってちょっとずつ進むんです。 そしていつか、前よりも良くなってたりするんです。 1度で変われるなんて、そんな人生甘くないんです。

          失敗しても、怠けてしまっても、ダメな人間でも、 もう1回!って立ち上がって頑張ってくんです。 そうやってちょっとずつ進むんです。 そしていつか、前よりも良くなってたりするんです。 1度で変われるなんて、そんな人生甘くないんです。

          白い恋人

          白い世界であなたと私 靴は履いていない 凍えるように寒いのかもしれないけど、どうでもいい あなたの温もりを感じられるなら 愛し合って、慈しみ合って そうすればこの夜を裸足で走っていけると思ってた それは一瞬のこと 手を離してしまった もうどこにいるかわからない 無事でいるかもわからない ホワイトアウトした視界は晴れそうにない 足元を見ると血が滲んでいる 誰かを愛した、あたたかい疲労 雪が溶けたら… なんて淡い未来はきっとない