競走馬個別メモ 2022 カペラS リメイク

  
カペラS 勝ち馬 リメイク
主な戦績:カペラS(G3・2022) 端午S(OP・2022)

作成日:2022.12.12
 

競走馬特性面

MH1 【SP持続力・一瞬加速型】【前後半型】【後半型】【万能型】【直線加速型】
【専用メモ】スピード型? 高速ダート向きの感も
【所感メモ】直線の再加速で違いを作れるタイプ
作成日 2022.6.13

過去成績・データ(2022.12.12時点)

前走:カペラS(G3・中山ダ1200m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.08.9 1着(良)-0.7秒差
レース展開
H(ハイ)前半型 SP持続・失速型 32.2-36.7 
かなりのハイペースでのSP持続力勝負で消耗戦に近い形。先行勢には苦しい戦いで、前半は少し控えた中団勢が揃って差し込む形。それでも前半は32秒台後半から33秒台の流れで、前半の追走力を強く問われた形になる。

予想コメント
【休み明け初戦】この距離更に
【調教】この一追いで良化
★中山初コース 1200m初経験対応カギ

個別レース回顧
【決め手】貯めて直線勝負が奏功・後半型の競馬に転じて進境見せる 

発馬五分から前半は無理をしない形で中団やや後方の位置取り。道中は中団後方で脚を貯める形から3角過ぎから押し上げを開始。し、4角から直線入口で大外に振って直線へ。直線は外から伸びを見せて先行勢が苦しくなった最後の1Fで大外から一気に交わし切ってゴール。

道中控える形から直線だけで纏めて差し切った内容。激流の中を後方で控えた事が幸いしている内容で、直線はただ一頭だけ違う脚色で伸びて来た感じ。まぁこの馬自身もしっかり伸びきっている形ではあるが、先行勢の止まり方が半端なくて、まるでバテ差しのようにも見せなくもない。道中は貯める形の競馬に転じてしっかりと後半要素を引き出してきたし、展開が嵌ったという要素があるにせよ2着馬に4馬身差の完勝。認めざるを得ないだけの内容と結果は残したと思う。後半型の競馬に転じたのであれば再度マイル路線に向かっても面白いかもしれない。

陣営・騎手コメント
(福永祐一騎手)
「今日は流れが速くなると思っていて、こういう形で競馬をしたいと考えていました。道中思ったよりも前と離れましたが、この馬のリズムでは走れていたので無理についていくことはせず、3コーナー過ぎから進出して最後は外に出すというプラン通りの競馬ができました。最後の伸びは期待通りでした。今でこそどんな競馬もできますが、最初からそうだったわけではありません。牧場と厩舎で連携し、一戦一戦いい形で成長してきてくれて、ペースに合わせてどんな競馬でもできる馬になったと思います。乗れるのは2月いっぱいなので、今日のような走りをされると乗っていて名残惜しいですが、与えられた依頼を全力で、いい結果に導けるよう頑張りたいです」

(新谷功一調教師)「強い内容だったと思います。思ったより流れが速く心配しましたが、最後はリメイクらしい脚を使ってくれました。カペラSを勝ったことでサウジアラビアの国際競走の権利もありますから、選択肢が広がった一戦だと思います」
 

2走前:テレ玉杯オーバルS(浦和・JPN3)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.26.0 2着(重)0.2秒差
レース展開
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予想コメント
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個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
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3走前:ユニコーンS(G3・東京ダ1600m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.35.4 6着(良)0.2秒差 
レース展開
H(ハイ)前半型 SP持続・失速型 46.2-49.0
前半から流れる展開でのSP持続力勝負の形。勝負所から直線は持続ラップから僅かながら失速ラップになっていて、先行勢にとっては厳しいレース展開だったと言える。
 
予想コメント
重◎ 距離不安なく・前走収穫あり
【調教】小気味いい走り 
★3連勝中勢いに乗る 道中流れ乗れれば 左回り安定 高速ダートなら更に 

個別レース回顧
【出し切る形?・終始スムーズな競馬・勝負所から外回る・直線伸びるも・最後1F脚止まる・距離的要因?・速い流れで脚削がれる?・完敗】

【中団待機】【4角外から動く】【直線入口で外】【直線で伸びるも】【最後1F脚色鈍る】【完敗】

中団待機から勝負所から外を回る形で直線に向く。直線は半ばでそれなりの脚で伸びて先頭に並びかけたが、残り1Fで脚色が鈍ってその間に後続に揃って交わされて7着まで。

中団の良い位置でレースは出来たと思うが、最後の1Fで止まったようにマイルとなると微妙に長いのかもしれない。最後は後続の差し馬に交わされているのは仕方ないにしても、先行していた勝ち馬(ペイシャエス)と5着馬(タイセイディバイン)を捉えきれていないという点は重く見る必要があると思う。
 
陣営・騎手コメント
(福永祐一騎手)
「イメージ通りの位置で教えてきたことが実践できた。ただ、距離の限界があるという印象。持ち味をそがないように、いい方向に育てたい」

【競走馬個別データに関する注意事項】

☆ここで掲載している競走馬個別メモは個人的な予想メモと見解を纏めたものです
☆予想コメントと調教は当時の専門紙のもので、★欄のコメント、レース回顧は羽柴の個人的なメモになります。
☆各種コメントは主に重賞レースのものになります。オープン、条件戦などは予想、レース回顧をしておりませんし、騎手コメントもありません

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