会いたい。というより ただ、笑うを投げたい 投げてくる笑うを、掌のなかに 手も足も体も、僕も 小さく小さくなっていく 誰も気付かないくらい 君の肩に乗って、僕の肩を叩くまで ただ、なんとなく、続くもの
たとえば、雨の日 枝の先っぽ雫と目が合って 振り返り戻って傘が飛んでいって そのとき、そういうときが 本当の時間が僕に流れる気がして たとえば、晴れの日 小さく笑うだけ そのとき、そういうときが ただ好きで 必要なものなんて何ひとつ 何もいらないと 捨てるたび、空になれるような
きっとみんないろんなことを抱えて きっとみんないろんなことを我慢して きっとみんな大人気ないを大人のふりして おつかれ。 おつかれ。って投げるの なんか好きなんだよね いっかい終わり みたいな 寒い朝 黄色に心奪われて 夜思い出して だいたいのことどうでもよくて
秋空に乗り この心は何処へゆく。 どこまでも続く晴天に身を預け 今日も旅の途中。 見つめた先は生きている実感。 穏やかに心を和ませ 弾んでいく思いは 夢を見るように 瞳に映る現実は笑顔となる。 今しかないひと時の中へ 惹かれるように紛れ込み 思うがままの自分でいよう。