何かを変えようとする気持ちは悪いことではない。 しかし、その欲求・感情が、焦りや不安からくるもので、かつ、あなたにとってストレスになるものであるならば、今すぐ手放すんだ。まず第一に、あなた自身を大切にしなければならない。それが出来ていないうちは、何をやってもうまくいかないだろう。

「願望が叶う＝幸せ」ではない。 何かを得れば、不足を感じ、さらにその不足を埋めようと、新たな願望を持とうとする。なぜなら、簡単には手に入らないものを手に入れたときの達成感や充実感などの感情を味わいたいからだ。そんなもの願望実現しなくても味わえる。まさに今、味わえばいいだけなのだ。

理屈なんて必要ない。例えば、異性を好きになる、ジャニーズのファンになる、とある経営者・社長を尊敬する。全て理屈抜き、いわゆる身体中を電気が走るような感覚。それらの感覚は、自分でコントロールできないだろ？コントロールできないものを理屈で捉えるのは無理だ。自然のなりゆきに任せるんだ。

「認められたい」「愛されたい」「愛したい」その欲求はどこからくる？それを自分と向き合って見つけるんだ。過去の体験や他人からの無慈悲な言葉やトラウマなど、いろいろあると思う。しかし、それでも大丈夫だよと、許すんだ。自分を許すことで、ずっと握りしめていた感情を手放すことができるんだ。

あなたの世界に分離はない。 あなたの世界で認識できるものすべては、あなたのものなのだ。なぜ人間は、「自分のもの」と「他人のもの」と区別したがるのか？お金で買ったから自分のものなのか？いや、違う。ものは、単なるものだ。そこに、属性をつけているのは、あなた自身であることに気づくんだ。

何か問題が起こったりつらい状況に陥ったとき、自分と向き合え。他人ではない。自分だ。なぜ悩んでいるのか？なぜつらいと思っているのか？なぜ？どうして？と、自分のしっくりくる言い方で問いかけるんだ。それを繰り返していくうちに、必ず気づく。ああ、問題なんて本当は起こっていなかったんだと。

「死」は、人生の終わりと同時に、肉体の解放を意味する。我々は常に肉体に縛られている。だが、肉体があるから感情や五感を通して今を感じる。逆に、肉体のせいで、生きる苦しさやつらさを感じる。さまざまな経験をし、自分の死を目前にした時そのすべてが自分であり、経験すべてが「幸せ」と気づく。

すべて、どうでもいいんだよ。 すべて、どうなってもいい。死んでもいい。最悪の人生になってもいい。そう考えると恐怖だよね？不安だよね？その恐怖や不安という感情に真剣に向き合って、そして、その感情を手放し、そのすべてを諦めるんだ。そこからが、本当のあなたの世界、あなたの人生が始まる。

明日はない。昨日もない。今しかない。仕事や学校が始まる前日って、かなり憂鬱になるだろ？なぜその感情が湧き起こるのだろうか？それは、「今」、過去から予測して、まだ起こっていない未来のことを考えているからである。頭で考えるな。考えて探しても答えはない。今しかないのだ。それだけなのだ。