6月の診療報酬改定で、患者さん一人一人の生活習慣を確認し指導することとなり診療所は大忙し。 問診表の質問に「別になし」と書きたかった患者さん。人のミスを笑うまいと我慢するが、堂々とした綺麗な字での書き間違いが診療中の私の笑いのツボをジワジワ刺激し、頭の中をなすびが占拠する。
今日は、新しい病院の『事前問診』の日。医療への無意識な恐怖で、寝ている間も、パニック発作を起こしているこの頃です。蓋を開けてみたら、意外とほっとするかもしれない、と言い聞かせてます🌷*🌻
問診。問診。いつか問診だけで、そして掌で触れるだけで、疲れ果てて病んだひとがしんから安堵した呼吸になって、よく眠って目覚めたように蘇って帰っていくような、そんな仕事をする人になりたい。
美容鍼灸の予約。問診で触診で(聴き出すでもなく)何かあればどうぞーなふうな聞き手で居ると、問診票には書かれなかった身体の不安や気持ちの不穏やエピソードが語られることが少なくない。身体の援助職人としては聞くだけでは済まないのだけれどまずはそのひとの“世界”に沿っていく
★脳神経内科のすすめ 脳神経内科と地域医療/総合診療は非常に相性がいい。神経疾患はほぼ問診だけで、診断を推測できるから。特殊な検査もあるがあくまで補助診断だ。よく神経学的所見が難しいという声を聞くが、脳神経内科の真髄は問診力だと思う。問診力で戦えるのでどこでだって活躍できる!
「話をよく聞いてくれる」と口コミにしばしば書いていただける。でも"傾聴"をしているわけではない。アドラーベースのカウンセラーでもあるけれど"カウンセリング"をしているのでもない。何であれ受け取るし、聞き出す質問もする。見立てを立てる"問診"であって、でもそれだけでもない。