競争社会を楽しめる人間は、すでに競争社会から離脱した、つまり生産性にこだわることがなくなった人間なのではないか。勝っても負けてもいい、もっと言えば負けてもいいと思えているからこそ、勝ちにこだわることができるのではないか。もし勝ちしか認めなければ、その人は永遠に勝つことはないのでは