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Project Act Tokyo 舞台「悪魔の涙」観劇

2018年1月、僕は人生において初めて五反田という土地に足を踏み入れた。 「悪魔の涙」初演は、安城龍樹さんの作・演出、そして出演というまさかの一人3役によって行われた。2018年という年は、僕にとって割と激動の年であったから、ずいぶんと昔のことのように感じる。 初演を観劇したときは、正直なんと難解な物語なんだろうと思った。その時の交流会で僕は安城さんに、「書物としてゆっくりと解釈しながら楽しんでみたい」と吐かした。今思えばそれは、役者さんが舞台上で起こす反応を楽しむという

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ステレオタイプ/話し辛さ/答の無い問題 ~Project Act Tokyo第3回公演―堕天使とボノボ 観劇~

知り合いであり、大先生でもある安城龍樹氏が代表を務め、脚本・演出を手がける舞台を観て来た。今回の演目は新作の「堕天使とボノボ」。ジェンダーによる役割分担が成される古典的な男女関係を批判し、愛、恋、そして性の側面から人類そのもののあり方について問い直す問題作であった。 感想本作はテーマが非常に難しく、堅い事を書こうと思えばいくらでも書けてしまう。ひとまず難しいことを後回しにして、まずは劇そのものに関する感想を書いてみる。 今回で通算3回目の公演となったProject Act

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