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#私の作品紹介

作品紹介だけでなく、制作のきっかけや裏話など、なんでもかまいません。あなたのつくった作品について、noteで発表してみませんか?

急上昇の記事一覧

[詩]ハナミズキ 第864幕

本社前に咲く花 君の名前は『ハナミズキ』 ピンクと 白の花が 咲き始めた 華やかで 可愛いね 1912年に 日本がアメリカに 桜を贈った返礼として アメリカから 送られた花 桜が散って寂しいところに 鮮やかに咲いてくる ハナミズキ 桜の 次は 僕だよと 言っているようだね 花言葉は『返礼』『永続性』『想いを受け取ってください』『華やかな恋』だ 君の名前は『ハナミズキ』 暖かな日差しに 心ウキウキ 華やかな恋  ♪ 君と好きな人が 百年続きますように・・・♪

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ぽろぽろ ぽろぽろ

小さいときから ぽろぽろ ぽろぽろ いつまでたっても ぽろぽろ ぽろぽろ うまく食べらんなくって ぽろぽろ ぽろぽろ みっともないかなあ? そんなことないわよ そうかなあ そうよ 大人になっても ぽろぽろ ぽろぽろ 成長しなくて ぽろぽろ ぽろぽろ 食べるたんびに ぽろぽろ ぽろぽろ ドーナツって こういうもの? ドーナツって こういうものよ ふーん だから 気にしなくていいのよ 安心しちゃって ぽろぽろ ぽろぽろ お皿の上に ぽろぽろ ぽろぽろ

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【詩】水槽のある部屋

時が静まる夜の中 小さな今を刻むのは 片隅にある水槽の音 綺麗に終われなかった一日を 灯りの下で拭いながら 少しのやりきれなさと淋しさを 灯りの下で温めながら 過ぎる時間を聞いている また明日と 笑顔で私に言いうために 今日と明日の間の時間 心の時間 おやすみなさいを言う前に

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simple

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48

[詩]筍炊き込みご飯 第863幕

春は 筍 季節の野菜 筍といったら 絶対に食べたかった 君の名前は『筍炊き込みご飯』 やはり 筍料理といったら これは外せない 一品だね 念願叶って カミさんが作ってくれた 筍 牛蒡 人参 油揚げ 挽肉入りの 炊き込みご飯 では 食べてみよう いただきます 筍のシャキシャキ感 牛蒡が味の決め手になる 人参の彩り 挽肉の食感が 最高潮に盛り上げる 油揚げ 味が染みてて最高 これだけで主役になれるけど 今日は脇役に徹する 全てが 渾然一体になり 美味い!

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居眠り猫と主治医 ⒖潮干狩り猫 連載恋愛小説

潮干狩りでは、極力接触しないようにした。 これ以上近づいたら、どツボにハマるのは目にみえているし、彼に迷惑をかけるのだけは避けたかった。 「守屋さんて、夏目先生のこと狙ってる?」 気配を消して真横に陣取っていた小静《こしずか》美佐に、文乃は肝を冷やす。サングラス越しでもよくわかる、気合いの入ったマスカラ。 なにを考えているのかわかりづらくて苦手だと、否定した。 「あー、まあね。でも、そこがよくない?」 はまぐりやアサリを前日にまいてあるから、広く浅く表面をふわっとさぐるだ

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こらえきれない衝動

橋を眺めるのが好き 橋を歩くのは好きじゃない 欄干に飛び乗りたい衝動をおさえられなくて たまらなく苦しくなってしまうから 坂道を上がるのが好き 坂道を下るのは好きじゃない 足がもつれるくらいに 駆け出したい衝動をおさえられなくて たまらなく苦しくなってしまうから アイスを食べるのが好き かき氷を食べるのは好きじゃない 頭がキーンとなるのもかえりみず ガバーッとかき込みたい衝動をおさえられなくて たまらなく苦しくなってしまうから クラスのあの男子のことが好き あの男子の気

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If……

もし~ならば、や、 例えばあの時、などという想像は 現在を憂う証であり 嘆いて怨む自我の叫びであり 詮無きことに逃避するという およそ建設的とは云いかねる 甘ったるい愚考なのだ が、敢てソレラに思いを馳せ、 そういう私を私が赦し、 過去の幾つモノ岐路、分岐地点に戻ったとする 確実に違う道を選ぶであろう私が見える がー おそらくは、最短距離で今に到達するか、 曲りくねって長い道程歩き 過程に多少の味わい、色味が加われど 結局は、わたしという人格が変貌しない

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ひらはららん

さくら ふる ふる ひらら はらら ひら はららん 夕暮れの 公園 水銀灯 花びら 吹かれ 舞い 舞い 舞う 「さくら もう おわりだね」 ゆうらら ゆうらり ゆうららん ぶらんこ 漕ぐ きみ 「これから はじまるのよ」 ひらら はらら ひら はららん さくら ふる ふる 「もう おわったのよ」 花びら 吹かれ 舞い 舞い 舞う 「・・・・・・ さようなら」 堤防 駆ける きみの 背に 吹きつける 花びら 取り残されて 茫然と 佇む ひらら はらら ひら はららん

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詩 | ようよう白くなりゆくは...

しだれ桜に しなだれつきしあと 妖艶なる花 地に落つを見ゆ 花にとってかわりしは 涼やかに揺れし青き葉の音 かの青き葉に 彩りを 与えんとする 藤の花 我と藤とは 似たる者かな 永遠なる儚さを 慰める物は唯だ花のみか? 好色の 男に絶えず 揉まれつつ よごれし體 艶やかに 脱皮せしこと 数千年 移り行く時を 渡りつつ 刹那を重ねて たどり着きけり 一秒ごとに 死を重ね そを生と名づく者たちよ 我が生もまた かくの如し よごれつつ  ようよう白くなりゆくは 我が

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【創作】美術展で【スナップショット】

デジャブって信じる? この光景は 前にどこかで見たことがある ってこと? そう どうだろう 体験したことがないから 分からないな 私は今感じている この絵に この絵のこと? これは中世の絵だ 狩りをする沢山の人たちがいて 森の中を駆けている 色とりどりの服を着て 馬に乗っている人たちがいる 棒を持って 犬たちがいて 暗い森の中を駆けている この絵に懐かしさを感じる? 懐かしいとも違う この絵の場所に 私は立っていたという 不思議な強い感覚

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炭酸刺繡 第十壱集 勇気ちょこみんと

炭酸刺繡マガジンの総投稿数がきのう77になった瞬間、ニヤけました… 縁起がいいです(まとめ記事も数にだいぶ入ってますけども) 編さんにご協力ありがとうございます!! 「勇気ちょこみんと」 チョコミント はみがき 食べてる みたいで  ちょっと にがて チョコミン党の ひとには もうしわけないけど あ でも  みんと色と ちょこ色 びじゅある かわいい 洗顔料で はみがきしたこと あるなら なんでも できそう はみがき粉で 洗顔してみる? ふれっしゅみんとな 瞬間 味

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【詩】涙の街

雲間から覗き始めた 午後の陽が 濡れた街角を映し出す 雨を纏った街路樹が 眩しそうに光っている 行き交う背中の幾つもが そっと愛しく見えたのは 隠れて流した涙の跡が 照らされ静かに輝いたから きっと誰もがそうだから きっと私もそうだから かざす手を下げ あたる陽に 身を任せ歩く街 涙に輝きながら歩く街

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77

【詩】炭酸刺繡 ハイボール

降りしきる雨の中 傘もささずに 家路を急いだ 家で一人 濡れた髪を拭いて おもむろに開ける冷蔵庫 ぽつんと一つだけ たたずむハイボール缶 迷わず取り出し フタを開けた レモンの酸味と ウィスキーの苦みが 泡とともに消える さっき見た光景がよみがえる 彼がいた道の反対側 隣には私の親友 腕を組んで歩いて行った 私が見ているのも知らずに あの光景は 私の心を刺す チクチクと 針と糸で施す刺繍のように 残したくないのに 残したくないと思うほど 私の心に縫い付けられ

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憧れの一閃 七剣士物語 ~私たち高校1年生~ 其の二十五

※其の二十四からの続きです。気軽にお付き合いください。  「男子は外で待ってろ!」 藤咲が宗介や滝本や前田を追い出し、女子5人で養護教諭の先生へと尋ねた。 「あら、たしか、あなたたちは剣道部ね? 練習は終わり? 友達の様子でも見に来たの?」 断じて友達ではないが、事情を説明するのも面倒なので話を合わせた。 「……えぇ。大丈夫ですか? その、四日市は?」 カーテンを引かれて、あの後から眠っているらしい。下校の時間も迫っているので、「様子を見に来てくれて助かった」とお

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【詩】Surviver

端正な佇まい 口を揃えて 優しそう あなたを心から 信じたのは 信じることに 間違いはないと 思ったから 実際それでよかった 濡れて甘い時間は 消えることなく続き 一歩足を出すたびに すでに用意された幸せが そこにある 隙間がないほど バスタブにある 溢れる喜びのミルク色 時よ 止まれ 極上の幸せを手放す時が 来るなんて思わず ただ怖かった あなたが私を忘れて 去ってしまって どれだけ自分を責めたか でも違う あなたが私にしたことを きれいな想い出にしすぎて

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【詩】感謝のことばを

終えるのを終わりにしよう 終わりが来る 始まりが来る 水道の蛇口を閉めて 水流が徐々に少量になり ぽたりぽたりとする 減っていく人の人数を数えず 畑にまいた種が芽吹く数を 数える 私がそうしているのは あなたがそうしたから 神様になぜと聞いても 答えはない 握っていた手が解ける 終わりはない 胸に手を置く 握力が弱くなり 世界の時が止まったようになる こうやって時というものは 大変だった日々を数えず 笑顔だった日々をカラーにする 伝わ

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色々思うところはあるのですが、note創作大賞、どうしようかなあ……。 お祭りは好きなんですけれどね。 こんなものも手をつけたもので。 →サポーターズ作品にするため、販売予定はなし。

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さんぽ絵日記 長勝寺の水行

海岸のイメージが強い材木座だけれど、それよりはだいぶ内陸に入った、横須賀線の線路に近いあたりにある長勝寺。道路から見ると白っぽく新しい塀が目立つのでそんなに古いお寺ではないのかも、なんて思っていたが、やはりそんなことはなかった。鎌倉だもの。 境内にある法華堂と呼ばれる建物は、創建当時のもので、室町時代に建てられたのだという。 この日長勝寺に向かったのは年に一度行われている水行があるからで、さんぽついでに立ち寄ってみようと思ってのことだった。山門や本堂には五色の布がかけられ

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#1,199『おもしろがる』

やることをやる どうやるか せっかくなら おもしろがってやってみるか

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