河西秀哉

メーガン妃発言で「世論二分」でも…英王室“積極的メディア戦略”の理由
|河西秀哉

メーガン妃発言で「世論二分」でも…英王室“積極的メディア戦略”の理由 |河西秀哉

イギリス王室のヘンリー王子の妻であるメーガン妃がアメリカメディアのインタビューに答え、その発言によって世論は二分されている。「日本の皇室にとって、常にモデルであった」というイギリス王室の対応から、眞子さまと小室圭さんの結婚を巡る問題において、見習うべきことはあるのだろうか。(文・河西秀哉/名古屋大学大学院人文学研究科准教授) 【選んだニュース】メーガン妃発言 世論二分(3月11日、毎日新聞/筆者=服部正法、横山三加子) 河西秀哉さん  ちょうど100年前の1921年3月

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【11-皇室】なぜ天皇皇后両陛下はお姿を見せられないのか|河西秀哉

【11-皇室】なぜ天皇皇后両陛下はお姿を見せられないのか|河西秀哉

文・河西秀哉(名古屋大学大学院人文学研究科准教授) 天皇のメッセージが政治利用される危険性 コロナ禍において天皇皇后の2人が姿をあまり見せないのは、まずもって感染拡大防止の側面があるが、法的には日本国憲法との兼ね合いがあろう。国政に関する権能を有しない象徴としての天皇は、戦前の反省を踏まえ、抑制的な行動をすることが求められた。イギリスのエリザベス女王が今回も積極的にビデオメッセージを発し、国民を励ましたが、それは君主という立場であるからこそできたのである。象徴である天皇に同

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天皇の妻が払う犠牲は想像を絶する件

天皇の妻が払う犠牲は想像を絶する件

▼世の中には、一言言われれば誰でも気がつくが、言われるまではけっこう気づかない、もしくは、気づいても所詮ひとごとだからすぐ忘れてしまう、という類の大問題がある。 ▼天皇家の将来について、「中央公論」の2019年5月号で、名古屋大学大学院准教授の河西秀哉氏(日本近現代史)がもっともな指摘をしていた。適宜改行。 〈皇后も含めて女性の負担も考えなくてはならないと思います。 今のままでは、悠仁親王と結婚する女性にものすごく精神的な負担が掛かることは目に見えている。 膨大な仕事

「平成31年」雑感 上皇と改元と憲法と

「平成31年」雑感 上皇と改元と憲法と

■「上皇」の誕生▼来週から世の中はわーわーと改元騒ぎになることだろうから、その前にメモしておこうと思う。 ▼去年は将棋の羽生善治氏が無冠になり、今年は大リーガーのイチロー選手が引退し、その他にも「平成」の終わりを象徴する出来事が相次いでいる。 これからどういうことが起きるか、誰もわからない。ただ、「上皇」が誕生すること、「改元」の時期、「憲法」との関係、この三つは「事実」として確定している。 ▼2019年の5月から「上皇」が誕生する。上皇という言葉は日本史の教科書や時代

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