供養塔

供養の形は時代と共に変化するもの

先日、お檀家様から「墓じまい」のご相談を頂きました。
普段、その家先祖代々のお墓を守ってこられたのは長女だったのですが、その長女が認知症を患い施設に入居する事となり、離れた所に住んでいる妹さんが今後の心配をしてのご相談でした。
妹さんとしては、「姉がお墓の面倒を見れなくなると、誰も世話を出来なくなってしまう。私も嫁に行った身であり、また遠方に住んでいるので世話をしていくのは厳しい。かといってお墓を

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有り難し!

北関東の石造物⑤:如意寺宝篋印塔(上杉謙信供養塔)

名称:如意寺宝篋印塔

伝承など:上杉謙信供養塔

所在地:群馬県利根郡みなかみ町上津 如意寺

現在は合併してみなかみ町になった月夜野町上津の如意寺には、上杉謙信の供養塔が現存している。

本堂奥にある小型の宝篋印塔がそれで、惜しくも塔身が欠損しているものの、戦国時代末期の天正六年銘がある。

銘文によると、謙信の死から一ヶ月後に、謙信の家臣で上野国の沼田城の城代であった上野家成によって造立され

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東海・北陸地方の石造物②:八剣神社宝塔(足利尊氏供養塔)

伝承など:足利尊氏供養塔

所在地:愛知県岡崎市大門 八剣神社

徳川家康生誕の地として知られる三河の岡崎は、足利氏ゆかりの地でもある。

鎌倉時代に足利氏が三河守護に任じられたことから、岡崎市内には足利氏ゆかり場所も多く、細川氏や一色氏、今川氏などの足利氏有力支族も三河が発祥である。

そうした足利氏ゆかりの岡崎の八剣神社境内には、足利内蔵之尉なる人物が造立した足利尊氏の供養塔の宝塔現存する。

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