エスケープブック

エスケープブック no.006 少女地獄 / 夢野久作

私が最も好きな言葉のひとつに、
「どんなに濃い幻でも、瞬間の現実の価値はない。」というものがある。
現実はつまらない、空想に耽っていたいと言いつつも、
生きなければならない現実はそこにあって、
それと向き合う時は、万の机上の空論よりも、一の現実の行動こそ重みがあると思っている。

そんな価値観を持っている私なので、この話に対するものは、共感でも憑依でも無いのだが、
哀れとも滑稽とも言える、一人の少

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エスケープブック no.000

子どもの頃から想像力もとい妄想力がずば抜けていた私は、通学中、授業中、お風呂の中、寝る前、誰かのつまらない会話の間、息をするように非現実の世界に没頭してた。

当時は厨二病なんて言葉が存在しなかったけど、いわば「生まれた時から厨二病」

時にはアニメの世界、映画の世界、自分が完全に作り出した異世界だったりもする。

そんな中でも、一番付き合いが長くて、妄想力を掻き立ててくれるのが本の世界。

(大

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