ほんとの僕を知って

ミリヤが教えてくれた「わたしの寂しさがちゃんとここにある」

 「ほんとの私を知って」と、果たして私は一生のうちで言葉にすることがあるのだろうか。もともと感情を表に出すのが得意ではない。それが相手に伝える気持ちだとなおさら。でも、言葉にしないからと言ってその感情がないというわけではない。「形として見えないから存在しない」と捉えてしまうことが、私にも、世界にも、多すぎる。

 加藤ミリヤを初めてきいたのは中学生の頃。「Aitai」を歌う彼女をテレビ越しに眺めて

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らぶ。
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