どんどんふえるよ

海、どこまでもエメラルドの輝き。

海、どこまでもエメラルドの輝き。

地中海を臨む古城。夜空には三日月が弧を描いている。 BLAM! BLAM! BLAM! 「グハッ!」 ハンターの放った銀の銃弾が、吸血鬼の心臓を狙い違わず貫いた。 まぁ散弾銃だったし、3回も撃ったのでそりゃあ貫くだろうさ。 「おのれ人間ども…いつの日か必ずや我が血族が貴様らを駆逐するであろう!」 吸血鬼は震える手で懐から何かを取り出し口に含むと、居城最上階のテラスから眼下の海へと身を投げた。 数時間後、突如周辺の漁場から魚の姿が消えた。 翌日、同じ海域に出た漁師たちはその

スキ
10