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【速報2】W11の最新情報をお届けします

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。中国最大のEC祭りがいよいよ終わりに近づいてきました。先日お伝えしたW11の事前情報に引き続き、W11イベント当日の最新情報をお届けします。

11月11日の午前0時にスタートしたイベントは、すぐに1秒当たりの注文数が最高で53.8万件に達し、過去の1秒当たりの注文数の記録を更新しました。0時30分に集計したリアルタイムの売上額は3,723億元(約5兆9,400億円)を突破しました。天猫の統計データによると、今年は8億人の消費者、25万ブランド、500万店舗がこのイベントに参加し、過去最高の規模になりました。

また、11月1日から11月11日の0時35分まで、342ブランドの売上額がすでに1億元(約15億9,000万円)を超えていました。さらに、「アップル」、「HUAWEI」、「美的(Midea)」、「海尔(Haier)」等の13ブランドの売上額にいたっては10億元(159億6,000万元)を突破しました。

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一方、「京东JD.COM」は11月1日から11月11日の0時09分までの売上額が2,000億元(3兆1,900億円)を突破しました。11日の0時過ぎ、京东はライブコマースの売上だけで1億元を超え、「美的(Midea)」、「海尔(Haier)」、「格力電器(グリー・エレクトリック)」等のブランドが1分間で1億元以上を売り上げました。その中で、「HUAWEIMate40」シリーズのスマホの売上額は7秒間で1億元を売り上げ、パソコンは3分間で10万台を売り上げました。元々デジタル製品に強い京东ですが、この数値は流石ですね。また、イベントがスタートして5分足らずで「京东超市(京東スーパー)」の取引額は前年比で10倍に達し、「京东生鲜(京東生鮮食品)」の取引額は前年比で5倍になりました。

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新型コロナウイルスの影響を受けて、中国のW11は例年以上に世界的な注目を集めました。海外メディアは、「世界中の企業が中国の消費者に売上回復の助けになることを期待しています」と述べていました。

「华盛顿邮报(ワシントン・ポスト)」はW11は中国のイベントだけではなく、世界のイベントでもあるとも報道していました。

以上、W11 の速報でした。全世界の経済が新型コロナウイルスの影響を受けている中、中国のEC売上は逆に前年を上回る勢いです。これからも中国向けの越境ECやライブコマースに期待したいですね。また後日、W11の結果をまとめた記事を投稿する予定なので、楽しみにしていてください。

気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。

メール:hashimoto@enjoy-japan.jp

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