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何年後かに酒のアテにする話。

「お昼休憩の時間にお電話します★!」

明るい文面とは裏腹に、
かかってきた電話口の向こう側の彼女の声は
いつもより早口で、その音にのる波動は
あまりも重くるしいものだった。








彼女は何年か前の私にそっくりで、
彼女より幾分か長く生きている私には
その感覚を酷く理解できた。


自分じゃ、
どうにもできないような混沌を
どうにかしてほしい。
助けてほしい。と。
誰か、お願いだから、共感してほしい。と。







誰かと共感すると、少しだけ、
救われたような気分になる。
ただ、
その救いは一時的な癒しにしかならず、
途方もなく壮大なその壁は
しばらく時間を置いて、
また
私の本質に
表情を変えずに
突き刺すようぶつかってくるのだ。





「それは依存と大差ないから、
 自分で何とかしないと、どうにもならないよ。」


「最近泣いてる?」


「それ、誰かのために行動してない?」


「そこで、逃げるの?
 逃げてるってわかってるんだよね? じゃあ、次はどうするの?」


「今、君にあたしがこういうのは、
 君にそれができるのが解ってるからだよ。」


「まずは、自分のために生きることを、
 許してあげることははじめないとダメじゃないかな?」
「大丈夫じゃないのは知ってるから、
 大丈夫?なんて言わないし、あたしは、
 じゃあ、この電話切ったら、
 君は何をするの?としか、聞かないよ?」


しんどくて、
どうしようもなくなった彼女に、
今いちばん言われたくないだろ言葉を
浴びせまくって、さらに
最後にこう言って電話を切った。

「電話を切ってから、もう一回思いっきり泣くんだよ。
 電話越しに意味わからん言葉を投げつけられて、
 腹が立って、
 あたしのことを嫌いになってもいいから。
 じゃ、電話切るね。」






この話がまた、何年か後にできることを祈って。




















この2週間くらいは
そんな友人たちが多かったから、
(もちろん私も含めて)
だから私は、
きっと、地球は宇宙から
精神攻撃(けっこうきついめ)をうけてるんだ。
と考えることにしました。






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今日も素敵な一日になりますように♡
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Twitterじゃ書き切れないし、と思って。
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