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弱い自分と新たな選択

水道管が壊れているのが、発覚して、修理途中だけど日も暮れてきたので、その日の作業は終了に。

このような状況を想定していなかったので、呆然として次のアクションを考えられない自分。

水道屋さんも具体的に工事を続けたら、どのくらいの金額になるかと支払いがオーナーか、ボクにするか相談しましょうとのこと。

ちなみに不動産契約を交わしてなく、ご好意で貸してもらうことになっていたのです。

だから、それで修理費用が、どうとかも初めてのパターン。

頭の中は修理費や家がなくなることや、その他にもあれやこれやマイナスな要因ばかりが思い浮かび、負のループ。

顔や身体には最近あまり出なかったアトピーが出てきて、痒くなったりしてきました。

会社を辞めてから、不安な気持ちになることはあまりなく、辞めた決意で自分は心が強くなったのだとばかり思っていました。

そうではなかった。

無意識の内に壁にぶつからないようにしていたんだ。

この時、自分の気持ちを痛いほど思い知らされました。それにまたショックを受けました。

その日は廃材エコヴィレッジに帰り、早速、愚痴を。

食あたりで寝込んでいる村長の飛龍さんと、遊びに来ていた方がいて、二人にあーでもない、こーでもないと文句ばかり。

「大丈夫だよー。家がなくなったら、ココにいてもいいよ」と飛龍さんが言ってくれました。

そっか、なら大丈夫だな!と思えば、

いや、自分のことは自分でせねば!と。

感情の波がジェットコースターのように上下にぐわんぐわん。

冷静に考えたら、家にほとんどいない計画だったので、いま考えると大したことではなかったと思うのですが「家なしになる!!」この感情に完全にとらわれてしまったのです。

結局、その夜はお酒も飲んでしまい、後から遊びに来た人もいたのですが、負の感情をぶつけてしまい、軽く絡み酒のようになってしまいました。

この時ばかりは恥ずかしいことをしたなと本当に申し訳なかったです。(できれば、書きたくない。)

そして、遅くまで飲んでいたにも関わらず、頭は休まらずに早朝、目覚めることに。

何とかしないとなー、、、ボーとした頭で考えるが、良い選択肢が見つからない。

その日の朝に水道屋さんから見積りをもらい、どうするか電話でオーナーさんに相談すると、今までの修理費は持つが、先の工事は高くて、申し訳ないが、了承出来ないとのこと。

いまのアパートを再契約をしたとしても、こちらに来ることを考えていたので、固定費が抑えられると思い、バイトを何もしてない状態でした。

それでまた戻るのは出費がかさむし、かなり痛い。マイカーの車検も通したばかりなので尚更。

お金がごっそりなくなりそうだなぁ、、何とかしないと。アパートに帰って考えよう。気が重い。でも、お金は大事だ。

凹んだまま、いまや住めなくなった家に置いてしまった荷物を取り入こうと車を走らせました。

ん?ちょっと待てよ。

走らせて車を廃材エコヴィレッジへ引き返すと、そこにも置いていた荷物を取りに戻りました。

出発する準備をすると、そこにいたメンバーに言いました。

「今から、ちょっと旅に出ます!!」

いままでの思考でダメなら、その逆を行こうと閃いたのです。

自宅の東京、川崎方面が右側。その反対の山梨、長野方面が左側。

行くあてはある!

そうして、車に乗り込むと反対側を目指し、走らせることにしました。どうなることやら、

つづく。

※写真は本文と関係なしです。撮って、綺麗だなと思ったものです。

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