note用取扱説明書

なぜnoteなのか

今回の記事は、前回の記事で書ききれなかった「なぜnoteという場を選んだのか」ということについて、他のSNSサービスと比較しながら説明していきたいと思います。

1.Twitterとの比較

まずひとつめは、言わずと知れたTwitterと比較してみましょう。

Twitterを始めてからは、もう10年くらい経つでしょうか。

日常で起きたことや考えたこと、自分やそれをとりまく環境について気づいた「取説」のピースは、これまでもずっとTwitterに投稿していました。
140字以内という字数制限は気軽で、飽きっぽい性格でも継続して利用できるところが気に入っています。

しかしTwitterでの記録は遡るのが非常に面倒で、かつ、よっぽどうまくハッシュタグなどを利用しない限り、記録をジャンル分けできません
その時々に思いついたことをさっと記録するのには便利ですが、あとで見返そうとしても、いつどんなことをどんなふうに書いたのか確認することには困難が伴います。

また、さっと記録するだけでは、結局何が言いたかったのか、なぜそう考えるに至ったのかまでは整理できません。

なにより、ふつうにアプリやブラウザで見るだけでは遡れるツイートも限られています。
これは手引きとして使うには致命的な欠点です。


2.ブログとの比較

その点、ブログではそのような心配はありません。

記録したいことはまとめてひとつの記事にできるし、それらをカテゴリー別に整理することもできるし、(サービスが終了しない限り)それらが遡れなくなるようなこともありません。

では、なぜブログを選ばなかったのか。

noteとブログを比較する際、参考にさせていただいたのがこちらの記事です。

他の記事ではマネタイズを主目的として書かれているものが多かったので、純粋に「書く」ということに焦点を当てたこちらの記事は非常に参考になりました。

ここに書いてあることをざっくりと要約すると、


・まず、どちらを選ぶにせよ大切なのは継続できるかどうか
・そのためのモチベーションとして、「とにかくリアクションが欲しい」のか「本当に関心がある人からのコメントがあればリアクションはいらない」のかを自分で見極める
・自分が前者のタイプなら、運営からのバッジや「スキ」機能のあるnoteが、後者のタイプならリアクション機能の少ないブログが向いている

という内容でした。
(元の記事をうまく要約できず申し訳ないのですが、そちらで書かれている比較は本当にわかりやすいので、ぜひ読んでみてほしいです)

また、他のサイトでも「ブログならデザインのカスタマイズができる」、「noteは有料記事を販売できる」といったような、比較するための要素が並べられていました。

それらを踏まえた上で、自分が「取扱説明書」をつくるのにどちらが向いているか考えてみたところ…

・目的はマネタイズではないので、その点ではどちらでも良い
・デザインはシンプルな方が、書くのにも読むのにも楽
・リアクションがあった方がモチベーションになる気がする
・noteの「フォロー」「スキ」機能は、Twitterの機能に似ていて慣れやすそう

というように整理できました。
4つめの観点に関しては、自分が書く場としてというより、読み手として、あるいは交流するということを考えた際に鍵になるかなと思いまして。

そう、こう整理していて気付いたのですが、「つながり」という観点も自分にとって大切なポイントだったのだと思います。

主目的は自分の「取説」の記述なのですが、そのサービスを利用する中で、似たような境遇の方の記事を読んだり、それにリアクションをしたりすることで「誰かとつながっている」という感覚を得たかったのかもしれません。

ブログでもコメントによる交流はできますが、「フォロー」というわかりやすい形で「つながり」を実感することはできませんし、単にその方の記事を見るだけにしても、いちいちそのブログをブックマークするなどしなくてはいけません。
いにしえのオタクなので、かつては個人サイトをブックマークして巡回していた時代もありましたが、Twitterに慣れきってしまった今それはなかなか面倒です。


3.その他SNSとの比較

蛇足ではありますが、その他のSNSを選ばなかった理由も列挙しておこうと思います。

① Instagram
メインとなるコンテンツは写真やイラストで、文章で記録をつけるという目的には合致していないと判断しました。

② Facebook
存在が謎です。
陽キャが結婚報告とかバーベキューした報告をする場だと思っています。

③ mixi
自分のことを表現して発信し、「つながり」をつくる場としては、理想的なサービスだと思います。
日記やつぶやきなど自分のプラットホームがあった上で、各コミュニティに所属できるのは魅力的なポイントです。
しかし、いかんせん現在利用者が多いホットなコンテンツとは思えず、今回利用には至りませんでした。


4.なぜnoteなのか(まとめ)

以上のことを整理し、なぜこの「取扱説明書」をつくるにあたってnoteという場を選んだかということをまとめると、

字数制限がないので、ひとつの記事に話の流れを整理して記録できる
カテゴリ分けができる
過去に書いた内容を遡ることが容易
「フォロー」「スキ」システムがTwitterに似ていて、使うのに慣れやすそう
他のユーザーとの「つながり」を感じやすそう

ということになります。
しかし上記では触れなかったのですが、実はいちばんの理由は

⑤友人が利用していて、良いな~とずっと思っていたから

だったりします。

2000字もずらずらと書いておいてこれがオチかよって感じですが、おそまつさまでした。

ちなみに、実際にnoteを使ってみてどう感じたかは、後日別に記事にしてみたいと思います。



※ヘッダー画像は「紺色らいおんさんによる写真ACからの写真」をお借りしました。

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