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ライター・長谷川賢人の必殺ベスト5の執筆記事(令和元年11月版)

2016年9月にフリーランスになって、おかげさまで編集者やライターとして様々な仕事をいただいています。いつもありがとうございます。

これまでもnoteで「代表的な仕事まとめ」を作ってきましたが、とある打ち合わせで「長谷川さんのこれまでのベスト5って何ですか?!」と問われ、たしかにそれくらい抜粋するのも良いものだと感じました。

そこで、フリーランスになってからの実績をもとに、自画自賛含め、拡散や反響の度合いも加味しつつ、必殺ベスト5の執筆記事を選んでみました。お仕事ご依頼時の参考にお役立てください。

今をときめくGOの三浦さんが独立してからそれほど経っていない頃にお話を伺った一本でした。言葉のパンチラインが多すぎて、どれを前に持ってこようか悩んだ記憶がありますが、この先制攻撃型の構成を寛大にお許しいただいたのはありがたい限りでした。お言葉が強いので、「いくつか理由はあるのですが、嫉妬したんですよ」みたいに後引く演出を入れている箇所があって、それも個人的には好きです。今読んでも刺激があっていいですね。

話が面白すぎる三者が相まみえて、撮れ高は十分すぎるのですが、いかに構成するかに頭を使いまくった記事でした。たまに「対談って頭から話した順に整えていっている」みたいに思われることあるのですが、まったくそんなことはないのですよね……という最たる例です。どれくらい違うのかは、ラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」のポッドキャストを聞いてもらうと、少しわかるかも……?

リードを褒めていただく声が多かったのが印象的で嬉しいです。シモダテツヤさんが社長ご退任後の一本目で、ご本人もすごく気に入ってくれた、というのが何よりの誉れ……(Twitterのトップに固定してくださっていたのも嬉しかった)。個人的には、自分が育ってきたネット文化との交わりも描けて、ほんとうに記念碑的な記事になったなぁ、という気持ちです。

こちらも今をときめきまくりの辻愛沙子さんのインタビュー記事ですが、2万文字を超える書き起こしからギュッと圧縮しつつ構成し、それをベースに辻さんからの加筆もいただいて、なんだかものすごいものが出来上がってしまった、という一本でした(ここ最近で反響も一番大きかった)。観念的/概念的な部分も含めて、補助線をなるべく必要とせずに、通読するだけで理解しつつも、言葉のパワーが宿るように意識しました。

イベントレポートですが、6時間の内容から印象的なものを抜粋しつつ、これまでの他の原稿もつないできて、さらにWIREDらしさにも寄せていくというチャレンジを試みた一本でした。他の4本がどうしてもインタビュー記事が多くなるので、変化球的に混ぜてみました。地の文も書けるのだ、ということを言いたかったんだと思います。

ここまで振り返ってみると、僕の強みは「構成力」なんだろうと感じました。対談のように内容がコントロールしきれないものも、圧縮&構成して、形にするのが得意でもあります。今後もこの武器を磨きつつ、良質の記事をお届けできるように努めていいきます。

その他、これまでの制作実績は下記にまとめています。最新版も年内にはまとめようと思っております。引き続き、どうぞご贔屓に。


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