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『秋に酔う夜。』後記。そして八戸への想い。

どうも。クレオパトラの長谷川優貴です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰したり、CHARA DEというお笑いコンテンツ制作団体の代表をしたりしています。

色々とありまして、数週間塞込んでいたのですが、なんとか少しずつ生きる気力を取り戻してきています。

焦らずにゆっくり生きます。


10月10日にヘンテコな配信をしました。

元々は、青森県八戸市でパフォーマンスする予定だったのですが、コロナの影響で中止になってしまったので、出演する予定だった方などをお誘いして、横須賀の飯島商店からお笑いでもダンスでもないヘンテコな配信をしたのです。

飯島商店とは、横須賀にあるオルタナティブ古民家で様々なジャンルの公演が行われている実験場みたいな感じの素敵な会場です。

過去に、飯島商店でコントパフォーマンスライブと題して、コントとも即興とも演劇ともとれない自由な公演をしました。僕的にはコントのイメージで作ったのですが、どう捉えても良い公演にしました。

この公演が僕的には凄くお気に入りで、コントパフォーマンスライブは今後もやっていきたいなと考えていたところだったので、今回も雰囲気的にはこんな感じになったらいいかなと思っていました。

僕は、公演を打つ時にまず最初にパフォーマンスを見たい人たちに声をかけます。僕が好きな人たち。作品を作って、その作品の部品として出演してもらうのではなく、集まったパフォーマーに物語が事前に付いてくる感じが好きです。自分の劇団で脚本を書く時も脚本より現場での演者のノリやアイデアなどを大切にします。最悪、脚本の内容と全く違っても良いと思っています。演者至上主義とかではなく、予想もしないものを見たいという欲求が大きいかもです。作品を作りたいというよりは、なにかが起こる場所を作りたいという感覚。

そんないつもの感覚で、凄いメンバーをノリでお誘いしちゃいました。内容も決まっていないものなのにみなさん快く出演してくださいました。感謝です。

内容などを書こうかと思ったのですが、説明するより見てもらった方が早いと思うので、是非アーカイブをご覧ください。そして、面白かったらサポートお願いいたします! 投げ銭制で結果合計1000円のご支援いただきました。ありがとうございました。ただ、会場代やらなんやらで赤字なのでまだまだ投げ銭受け付けてます(笑)

今回はコントパフォーマンスライブとは付けずに、ただタイトルだけにしました。本当にどんな配信になるかわからなかったので(笑)あと、コントとつけるとお笑いが主役みたいに思われちゃうかなと。

1日だけなんとなく打ち合わせしたのですが、なにも決まらずで、僕一人でも考えたのですがなにも思いつかずで当日を迎えました。ここ数年で一番なにも思いつかなかったです(笑)

「秋」と「酔っ払い」というテーマだけを用意しました。それに合わせて、当日にみんなでアイデアを出し合って簡単な構成を考えた感じです。

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本番は、とにかく楽しかったです。最近の悩みなんかも吹っ飛びました。出演者のみなさんの人間としてのパワーみたいなものを感じられたからかもしれません。

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田畑さんの魅力と全てを受け入れる器、ガン太の安定感と知らないやり方にも偏見を持たずに馴染もうとする姿勢、九月君の音楽もできる多才さとバランスを見て役割を担ってくれる優しさ、中村さんの静かな中にある闘志とお茶目さ、高畑君の配信とインプロへの拘り、浦田さんの勢いと潔さ、木皮さんの場を全力で楽しもうとする気持ち、らくとの笑いへの執着、、、とにかくみなさん凄くて圧倒させました。九月君の音楽本当に良かったなぁ。なんでもできるな。田畑さん、中村さん、木皮さんの動きも凄かったです。動きだけでなんでも表現できて笑わせたり感動させたりできるって最高ですよね。僕は音楽もダンスもなにもできないので羨ましいです。

全員素敵だった。それに加えて、この配信ではみなさんが可愛らしかったです。みなさんのことが更に好きになりました。

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視聴する方は、なにも考えずに、画面上で起きていることをただ見て、その瞬間瞬間でおきた自分のリアクションをそのまま素直に感じていただけたら嬉しいです。

それが理想です。演劇やる時でもお笑いやる時でも。

結局、全ては目の前で起きたことに後付けをして無理やり意味をつけているだけです。大切なのは、今、その一瞬です。

後付けは、観終わってからのお楽しみです。今回の公演に後付けするなら……飲み会で人が酔っていく様を描写して身体や空間で体現できていた……的な感じですかね(笑)

こんな感じの観終わった後付けも好きです。ちりばめられた情報を脳が繋ぎ合わせて、意味を持たせて必然だったかのように物語を作る。ここまでで作品は完成するんですよね。だから、最後に作り上げるのは常に観客の方々なのかもしれませんね。

こうやって、たくさんの人の思考が合わさって作り上げられる刺激があるから舞台はやめられないんです。

ちょっと話が行ったり来たりで読み辛かったかもですが、今回の配信を通して感じたことを書きました。

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最後に、八戸の酔っ払いに愛をというイベントに参加したおかげでこういう縁が生まれました。そのイベントをプロデュースしていた今川さんも面白いことが起きる場を作って、面白い人が集まってなにかが生まれるのが好きな方で、自分と似たような感覚の人に出会えたのは初めてで、八戸でお話しできて凄く勉強になりました。今の僕があるのは、あの出会いがあったからだと思います。尊敬しております。

↓八戸での想い出の写真です。配信中に話した大皿の刺し盛りの写真もあります(笑)

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↓海鮮盛り食べて、馬刺し食べて、更に揚げ物が出てきて無の表情になるたなしゅう。ちなみにこのあと豚キムチや炒飯が大皿できます(笑)次回は、またたなしゅうも連れていきたいな。

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↑即興でやった光寿司の大将との漫才(笑)

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こういう最高の夜って人生であと何回体験できるんだろう。


来年は八戸にいけることを願って、更に面白いことをできるように経験を積んでいおきます。


音楽とダンス習おうかな……。


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今日も最高の1日でした。明日もなんだかんだ生きましょう。全てに感謝。おやすみなさい。

本日も、医療関係の方々、動いてくださっている各所の方々、接客などで働いてくださっている方々に感謝です。ありがとうございます。

ワクチンが広まって少し落ち着いてきましたが、まだまだ手洗い、うがい、アルコール消毒、人との距離を取ることを忘れずに。

不安な方々が寄り添えるような場所を作れるように頑張ります。僕ができることなんてたかが知れていますが。微力ながら。

明日もみなさんに幸福が訪れますように。


告知1

能登演劇堂まちなか公演 
「幕を上げてもいいですか」
日時:2021年10月24日(日) 16:00

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脚本 せとたけお・長谷川優貴(原案協力)
演出 長谷川優貴
出演 勢登健雄 /坂本実紅 /浦田すみれ /市川フー /田邉利博

2021年10月24日(日)16時開演
会場:能登演劇堂(石川県)
入場料1000円
チケット申込 

https://engekido.com/ticket/


チケット料金:1,000円(自由席)
チケット好評発売中です。皆さまのご予約お待ちしております。


告知2

エンニュイ11月公演決定!!

詳細は後日!!

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↓本日の動画です。


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※チャラデとは僕が運営するお笑いコンテンツ制作団体です↓

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■クレオパトラオフィシャルサイト

クレオパトラ第12回単独公演(リモート)「密接なき接触」

クレオパトラconte LIVE#2『無駄な期待』

クレオパトラ第11回単独公演『散文的な景色、詩的な歩行』

クレオパトラ二人芝居『私ト彼』

僕のインタビュー動画を作っていただいたので是非ご覧ください。
色々やっていて僕のことがイマイチどんな人間かわかっていない方には観ていただきたいです。チャラデのこと、劇場のこと、劇団のことについても語っています。

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