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20周年公演へ向けて#27 19年目突入。


4月に入り19年目に突入いたしました。

2002年に19歳でデビューして、まず最初から半年間謹慎、三年目くらいでブログに作家さんのライブにおける不正を書いて干されて出れるライブがなくなって自分たちで会場借りてライブやって、12年目くらいで今度は社員と揉めて、完全に干されて、決断して退社して、圧力かけられて。

今思い返すとずっと揉めてましたね。

それでもめげずにちゃんと自分たちだけの道を切り拓いてきました。

劇場作ったり、劇団作ったり、いわきで高校生に演劇を教える講師をしたり。

唯一無二の芸人になれたと思います。

生きるの下手すぎて、よく先輩とかには注意されます。もっとうまく生きろって。でも、このやりかたでやってきて良かったなって思います。後悔はないです。どの自分も欠けたら今の自分はいないから。

道なき道を歩いてきました。ぼろぼろになりながら。で、振り返ったら、こんな僕にたくさんの掛け替えのない仲間ができていました。いつしか、みんなの笑顔が見たくて頑張っていました。

でも、振り返ったらお客さんはついてきていませんでした。

今でも単独ライブをやるって言ったらたくさんの方が集まってくださいます。しかし、他のライブや僕の劇団の公演などには数えられるくらいの人しか来ません。演劇のお客さんや他のジャンルのお客さんが付きだしてくれていることは有難いです。でも、僕のやっていることはそれぞれ違うように見えて全部が繋がっています。全てを追いかけたほうが絶対に面白いし、誰も見たことがない景色を見せられる自信があります。

なぜこんなことを言うかというと、応援してくれる仲間がほしいからです。お客さんが減っていようと、応援してくれる人が減ろうと、面白い公演を作り続けて、たまに気が向いたら観に来てくれて「ああ、やっぱり面白いな」って思ってもらえればそれでいいと、ここ数年は思っていました。

でもね。この状況で、僕には背負う場所や仲間がいて、、、今の僕じゃあ全部守れない。ここからは拡散力や数字のあるものしか生き残れなくなっていくでしょう。僕になにもない。守るためには応援しくれるファンというか仲間が必要なんです。

ファンというのは、同士です。同じ趣味嗜好を持っている同士のことだと僕は思っています。もっと、僕の作る世界観が好きな人たちと楽しみを分かち合いたいんです。一緒に見たこともない景色見に行きましょうよ。

せっかく作り上げてきた「場所」をなくしたくないんです。だったら、僕が引っ張るしかない。カッコつけて、ひょうひょうとやってる場合じゃなくなったんです。泥臭く本気出していかないとみんなで全滅する。

二年前母親が亡くなりました。母子家庭で二人きり。頼れる親戚もいません。癌になって、お金が必要でした。でも、僕はカッコつけて周りの人に助けを求められなかった。今でも後悔してます。カッコつけずに助けを求めて、頭を下げてお金を借りるべきだった。今回だって劇場の経営も自分の生活も凄く危機的状況なのに、ひょうひょうとしてしまう。でも、それはやめます。今回は自分のプライドで大切な場所や人を失いたくない。

応援お願いします。少しでも僕のことが気になっている方々、今も好きだけど陰から見ている方々、力を貸してください。Twitterのリツイートやいいね、情報の拡散、なんでもいいです。力を貸してください。

こんな状況で、みんな大変なのはわかっています。そんな中でこんなお願いするのは良くないと思います。この状況のみなさんを笑顔にするコンテンツ制作、そして今後終息した時への面白いことの蓄えのためにも今が大事なんです。この状況で一方的に僕らが面白いことをみなさんに届けて元気になってもらうのではなく、一緒に乗り越えられたら素敵だなと思います。

まさか、19年目でこんなダサいお願いしてるとは思いませんでしたよ。

でも、後悔しないようにやれることはします。みんなで笑いたいんですよ。演者もお客さんも笑いあえるようにする為には、ここからかなり沢山の課題があります。それを乗り越えるために。


まあ、色々書きましたが、応援と言っても金をくれとか、働いてくれとかではなくて、僕のアクションに反応してくれて、作った作品の感動とかを一緒に共有出来たら嬉しいなってだけです。あとは、拡散です。布教って言ったら怖いけど笑 とりあえず今後必要となってくるのは拡散力です。SNSをシェアしまくってください。「私なんかが拡散したって効果ない」ではなくて、一人一人が拡散してくれることによって世の中の人に知ってもらえれる可能性が増えるんです。これからはそれが重要になってきます。こんな変な芸人がいるよって拡散お願いします。


これまでも、たくさんお客さんに助けられて、作品で恩返しして、場所を作って、また助けられて、また新しい景色を見せて恩返ししての繰り返しでした。本当に感謝しています。

これからも足を止めずに前に進み続けるので、長谷川優貴・クレオパトラ・エンニュイ・CHARADE をよろしくお願いいたします。

人は一人じゃない助け合おう。


YouTubeのクレパトチャンネルがCHARA DE 制作と合体して、「クレオパトラCHARA DE 」チャンネルになりました。これからどんどん面白い映像と生配信していきますので是非ご登録ください。1000人いかないと有料配信できないので! 

クレオパトラ第11回単独公演「散文的な景色、詩的な歩行」の全編映像も公開してます。

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