基準を上げろ
”文教大学体育会サッカー部が、大学サッカーを牽引する”
10年後、大学サッカー界に革命が起きていることをここに宣言しよう。
さて、今回のテーマは前期リーグを振り返って。
今まで埼玉県1部リーグを戦ってきたが、今年から北関東2部リーグへ戦いの舞台が変わった。
前期リーグの戦績は、8試合を終えて勝ち点12。
首位との勝ち点差は”10”
リーグ優勝に首の皮一枚でつながっているという状況だ。
個人的な目標でもあるシーズン20ゴールへの道はまだ遠い。
後期での巻き返しを狙いたい。
この結果に対する良否は、人それぞれ。
しかし、ここが本質ではないと私は思う。
昨年を振り返ると、私たちが目標にしていたのは城西や平国。
ここに勝つために我々は死に物狂いでたくさん準備をした。
では、今年はどうだろうか。
埼大に勝たなければならない。東洋川越戦は絶対に負けられない。
明らかに目指すべき基準が変わっていないだろうか。
もちろん、埼大も東洋川越も素晴らしいチームであり、最大限にリスペクトをしなければならない相手だ。
今一度考えてほしい、我々が目指している場所を。
今年は「北関東2部リーグ優勝」
そして来年には、平国、共栄、作新などと互角に渡り合えるチームにならなければならない。
であれば、我々は”普通の基準”を上げる必要がある。
普段なんとなくやっている普通のパス、普通のポゼッション、普通のシュート。
全ての”普通の基準”を上げなければならない。
私も基準を上げた結果、シーズン20ゴールという高い目標を掲げることができた。(4年間、紅白戦ですら点を取った記憶はない)
今まで通りなんとなくやってたら、なんとなく終わる。
リーグ戦を終えた後には、「完全燃焼」で私は燃え尽きたい。
普通の基準を上げる。上げ続ける。
この積み重ねが、10年後、大学サッカーに革命を起こす。
革命の始まりとして、私たちが歴史に名を刻む。
視線を上げろ。
普通を上げろ。
基準を上げろ。
文教が、大学サッカーを牽引する日は近い。
最後に4年へ。
最終節、試合終了の笛が鳴る瞬間を想像してほしい。
このまま同じように後期リーグを戦ったら、「完全燃焼」できるか。
今のままでは俺はそう思えない。
代持ちが終わったから、ただサッカーをしていれば良いのか。
後輩に飯を奢るだけでいいのか。
久保田大貴が残した人材。
山本克が残した尚美学園戦での衝撃、熱さ。
じゃあ、今の4年は?
何も残していない。
偉大な先輩たちの背中を見てきたからこそ、俺たちも何かを残さなければならない。
芦澤一生の代の集大成。
4年の意地、見せつけよう。
ポエマーチームリーダー、長谷川陽希。
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