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三匹獅子の続き 7月15日

朝一でKUU先生ととっちゃんがご来店。
とっちゃんは橋長鮮魚店のお母さん。
お魚がとびきり美味しくて、我が家に来客があるときは
橋長さんで手巻き寿司用のお刺身をお願いすることが多い。
「手巻き寿司用に」と頼んでおくと、手巻き寿司を
しやすいように、お父さんが細長く切って用意してくれる。
そしてあれば必ず購入しているのがとっちゃん特製イカの塩辛。
これがまた絶品なのだ。
KUU先生は子どもの頃から橋長さんと親しくご近所づきあいを
されていて、そのお陰で私もお話をさせて頂くようになった
大好きな町の人のひとり。

橋長さんの前の通りは昨日のお祭りのメインとなっている。
高下駄を履いた天狗(はっ!またしても天狗!)が先頭を歩き、
その後ろに荒ぶる長獅子の舞、そして鳥の羽を獅子のたてがみに見立てた
被り物を纏った三匹獅子と、かわいらしいササラの行列。
昨日はお祭りが観たかったのはもちろんなのだが、
お店でもしばらくお見かけしていなかったとっちゃんに
お会いしたかったということもあったのだ。
なんだかお元気そうでホッとした。

お二人から昔のお祭りや町の様子を聞くのは本当に楽しい。
三匹獅子は、新町(三春町の字地区名)に住む小学5~6年生の
男の子だけしかできないことは昔からの決まりだと聞いていたのだが、
今年の宵祭りには、はじめて女の子だけの3匹獅子が舞ったのだとか。
これも少子化という時代の影響だろう。
本祭りには男の子が例年通り舞ったようだが。
これまで続く伝統行事を次世代に引き継ぐためにも、
時代に合わせた柔軟さが必要となってくるのでしょう。
女の子の三匹獅子。来年、観れたらいいなぁ。

来週の26日には八雲神社きゅうり天王の例祭。
三春の町はこうして秋まで町のあちこちでお祭りや盆踊りが
続いていく。