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寺尾の夏祭り2023/8/13

寺尾広さん主催の「寺尾の夏祭り」に行ってきました。
前半は寺尾さんがキーボードで弾き歌うスタイル。ZARDなど、ビーイング(今はB ZONE)系のアーティストに提供した楽曲を男性の声で聴くのは雰囲気が変わり聞き応えがありました。
また、ポップス以外にも往年のヒット曲も取り上げてくれて、鍵盤弾きとしては興味深いものとなりました。

さて、今回のライブでは浅岡雄也さんがゲストで出演されました。ゲストとはいえ、途中からは浅岡さんのこれまでの活動の軌跡を辿るような内容でした。
まず、寺尾さんとのコラボコーナーではFIELD OF VIEW時代の貴重なデモを聴けて胸熱。beautiful dayでは世に出ているのと違うコードが割り当てられていて、面白かった。

寺尾さんと代わってギターの岩井勇一郎さん、カホン、ギターの怜音さんがサポート。普段のソロとは違うメンバーだったので、聞き慣れたのとは違うリズムやバランスで聴けたのはライブならでは。途中後ろを向いてもっと音楽を動かすようにと身振り手振りで指示する浅岡さんの姿を見られるのは意外とレアだったのでは??
全体的に2拍目と4拍目でゆったりリズムを取る感じが楽しかった。手拍子もっと入れたかったな。

続いて、ベースの徳永暁人さんが加わりました。徳永さんはFIELD OF VIEWの楽曲のアレンジも手掛けていたので、今回は徳永さんアレンジの曲を中心に演奏。徳永さん、原曲より多くベースのリズムを入れ、攻めた演奏をされていて面白かった。
徳永さんのアレンジ曲は面白いものが多く、FIELD OF VIEWの活動には徳永さんの存在が不可欠だったことをあらためて実感。
「Dreams」や「Cloudy sky」が聴けて嬉しかった。

一度徳永さんが退場し、ギタリストの大賀さんにバトンタッチ。急きょ出演することになったということで、浅岡さんのソロ曲「Rock'n'Roll EndRoll」を演奏。原曲とは全く違う音使いで遊びまくる大賀さんと、それにテンション爆上がりの浅岡さん。ぶっつけに近かっただろうから思い切り暴れたんだろうな笑
この曲、遊びの部分が多いというか、ギタリストによって表情がガラッと変わる曲だなーと思いました。それだけ曲の奥行きも深いと考えられるわけで。この先も弾き手によってどんな色や変化が見られるのか、楽しみな1曲になりました。

最後は寺尾さんと徳永さんが再びステージに登場し、会場のお客さんも一緒に全員で「翼をください」を歌いました。今回早い番号で入り、2列目に座れたので、ステージの演者に届けと大声で歌いましたよ、うん。

全体的に手作り感満載の公演でした。配信の不調に苦戦しつつも、気のおけない音楽仲間と楽しく歌ったり話したりと、ストレスなく好きなことに没頭してる浅岡さんの姿を見られたのはファン冥利に尽きます。

音楽を通じ人生を謳歌しているミュージシャンの皆さんと同じ空間で音楽を楽しみ、パワーを感じられることは、僕にとってはセラピーみたいなものなのかも。
今回も浅岡さんはじめ出演者の方からたくさんのインスピレーションをいただいたので、また日々の色んなことに挫けず頑張って行きたいと思います。

では、また明日!

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