音を聞き分ける

聖徳太子のように10人の声を聞き分けることは無理でも、4~5つくらいの音なら聞き分けられます。

そう、音楽を聴くときのことです。

メロディと和音(コード)を構成する音、ベースライン、ドラムやパーカッションなどのリズム。確実にとはいかないけれど、音を聴いて、その音使いの大体のニュアンスを理解できるくらいには音楽を頑張ってきました。

また、好きで何度も聞くような曲については、今日はベースに、明日はドラムのリズムに、と、その時によって注目して聴くポイントを変えてゆくので、その度に新たな発見があり、楽しいです。そうして全てのパートの音が大体理解できたら、1つの曲の中で色んなパートに注目しながら聴けるようになってしまうのです。

だから、ライブなどで音源と違うアレンジがされると、今のなんだ!?とたちまちその楽器の方を見てしまいます。僕が挙動不審になって覗き込むような所作が見られたら、(良い意味で)何か気になることが起きたんだと察していただけたら笑

瞬間的に出された音がある程度わかるとはいっても、それを記憶して長い時間再現するのはなかなか難しい。子供の頃は何にも物怖じせず音楽室で耳コピの成果を発表してたけど、今はなかなかそういう機会がないから、頭の中の音を確認することがなく、いざというときに何もできないという弱気おじさんが誕生してしまっているのです。
やっぱり音楽は楽器に触った者勝ちだよなぁと思いながら、今日も色々やっているうちにけん盤に触れず1日が終わってしまうのでした。がんばろ。

では、また明日!


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