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演出家藤田俊太郎の希望。

 NOTEの記事のアーカイヴをたどってみた。

 私が最後に劇評を書いたのは、二月十一日付の記事で、『天保一二年のシェイクスピア』https://note.com/hasebehiroshi/n/n00989052cb3cについてだった。演出は藤田俊太郎。高橋一生、浦井健治が人間の欲望をえぐりだした作品だった。売り出しの演出家の手腕があきらかだったので、次に予定されていた『violet』(日本初演)『ジャージーボーイズ』(満を持した再演)が期待されていた。

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年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。