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十代目三津五郎さんの評伝

昨年の秋だったでしょうか。坂東流の坂東会から岩波書店の担当者宛に連絡がありました。坂東流では、坂東会の創立100周年を記念して冊子を発行するとの連絡でした。

私には十代目の短い評伝を書いてくれないかとの懇切丁寧な依頼でした。いやも応もありません。私としては同世代でもあり、ともに仕事をさせていただいた仲間ですから、ぜき書かせてほしいとお返事をしました。

そこまではいいのですが、締め切りは本来三月末なのに、このコロナウィルスの影響とウィーンの講義で頭がパンクしてしまい、原稿が出来ていません。先日、連絡をいただき、恐縮するばかりでした。

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年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。