見出し画像

ワーケーションでデザイン部の可能性を考えてもらった

株式会社Mobility Technologies(以降MoTと表記)デザイン部の長谷部です。
2022年12月末、都内のレンタルスペースを借り、ワーケーションと称してプロダクトデザイングループ・コミュニケーションデザイングループごとで活動するデザイン部メンバーが集まり、いくつかのお題に沿って議論をするワークショップを行いました。この場では実施内容とその背景、次回以降に気をつけたいことを記載していきます。

みんなで改めて自己紹介:メンバーのことをもっと知る

まず最初に行ったのは、改めてメンバー同士で自己紹介です。デザイン部には2023年2月現在、15名のデザイナーが在籍し、リモートワークを活用した働き方をしています。リモートワークあるあるかもしれないですが、メンバー同士で対面する機会が少ないため、業務に支障はないけれどコミュニケーションが不足しがちかな〜という状況もありました。
わたし自身、2022年の10月に入社しましたが、対面でお会いする機会を逃してしまった方もいます。話すきっかけを増やしたいし、自分のことをしっかり話す時間は他の方もそうそうないだろうと思ってワークショップを行う前
にみんなで改めて自己紹介する時間を設けました。


デザイン部内で作成した自己紹介ボードの一部

ワーケーションが開催される直前に、社内向けにメンバー全員分の自己紹介プロフィールを作ったこともあり、これをもとにこれまでの経歴や趣味などを振り返って質問攻めにしたりワイワイする時間となって自己紹介を提案した身としては1人胸を撫で下ろしてました…

自己紹介はお昼ご飯を食べながら…

グループに分かれてワークショップ

自己紹介の後は、【デザイン部の目指す姿を考える】と【デザイン部として組織課題・事業課題へのアプローチ方法を考える】、という2つのお題をグループに分かれて議論を行うワークショップに取り組んでもらいました。

【デザイン部の目指す姿を考える】

先述した通り、デザイン部には15名のメンバーが在籍していますが、今後の採用活動によって今より人員が増え、もっと大きな組織になります。組織として拡大し変わっていく状況でこういったお題を設けたのは、自分達にとっての魅力的なデザイン部はどういう姿なのか言語化できたら、と考えたためです。

実際に考え始めると、今のデザイン部はどういう状況で抱える課題はどういうものかを整理する場面が多く、もう一つのお題に通ずる内容を議論する場面が見受けられました。目指す姿・魅力的な組織がどういう状況かを言語化できていると、今は何が実現できていて、何が足らないのかを考える際の判断軸として活用できます。今後、社内外でMoTのデザイン部はこんなことを目標にがんばっていきます!みたいなことを発信していく際にも使っていけたら良いなとも勝手ながら思っています。

【デザイン部として組織課題・事業課題へのアプローチ方法を考える】

MoTのデザイン部はタクシーアプリ『GO』、法人向けサービス『GO BUSINESS』、タクシーデリバリーアプリ『GO Dine』、次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』などさまざまなサービスのデザインを担っています。担うサービス(事業)が多いということは、解決しなくてはいけない課題も多様にあり、デザインを担う組織としての動き方が一辺倒になってしまわないような取り組みが求められるのではないかと思います。

「デザイン部が抱える課題」と「事業課題」に対してどういったアプローチができるのかを議論し、「デザインを担う組織だからこそできることは何か」というのを考え、次に何をしていくかを具体的に考えてもらいました。

グループごとに議論した内容を発表中

まとめとしてグループごとに議論した内容を発表してワークショップは終了しました。グループに分かれても、不確実な状況でもより良いアウトプットを追求する、他の職種の方を今以上に巻き込んでいく、デザインという手段で必要な情報をユーザーに届けて課題解決を推し進める、などは共通した意見として出てきたことから、関わるサービスは違っても考えることは似ているように思えました。

1日かけて行ったワーケーションの最後はご飯と飲み物を囲んで打ち上げを行い、仕事納め。

リモートで参加したメンバーとも画面越しで乾杯
ご飯、大変おいしかったです。


今回のワーケーションでは、いつも携わるデザイン業務とは異なり、組織や事業の課題に対して皆さんに協力してもらいながら議論をしたわけですが、議論した内容を実行することで今回の効果がわかるので、引き続き見守っていただきたいところです…

次回に向けて

ワーケーション全体を振り返って、良かった点、次回気をつけたい点は以下の通り。

  • 良かった点

    • 画面越しでは体感できなかったメンバーの仕草や表情を見ることができる

    • 対面ならではのテンポで雑談、議論しやすい

  • 気をつけたいこと

    • 対面で行うことが求められる議論項目を検討し ワーケーションを通して何を達成したいのか、どういった目的で実施するのかを明確にしておく

    • 集まって議論することがゴールではないので、次に何をするかを考える時間も含めてスケジュールを決めておく

    • 実施内容を定性評価し、自己満足になってないか確認する

リモートを前提で業務をおこなっているため、対面で集まることが難しい場面に遭遇することもあるかもしれません。そのため、同じ空間にいなくてもコミュニケーションが取れる工夫も検討する必要もあります。

謝辞・所感
個人的な所感で恐縮ですが、画面越しにでは感じ得ないメンバーの立ち振る舞いだったり、熱量だったりを体感する機会はリモートワークの日々にはとても新鮮でした!実施するにあたって、同じデザイナーメンバーの方と一緒に企画検討を行ったのですが、ワークショップの内容に助言をいただいたり、場所決めや食事の手配など不慣れな点を助けていただき大変心強かったです。参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

最後にお知らせです。弊社に興味がある方、お気軽にご連絡ください!

株式会社Mobility Technologies 採用情報


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?