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自分を受け入れるには諦めるしかないのか?不運な時の考え方と対処法

こんにちはだいすけです。久々の投稿になります。
今回はどう考えても不運としか考えようのない場合の考え方についてお話しします。
人生長い目で見れば山あり谷ありと良くいわれます。たしかにその通りです。これを読んでくれている方は「そんなことわかってるよ。でもどう考えても、おかしい」と思ってここにたどり着いた人もいるかも知れません。ここではネットによくあるごくわずかな成功者のポジティブな考え方や対処法ではなく現実に即した方法を紹介します。

どう考えても不運

先日、5年ぶりくらいに知人に会いました。その人は素直な性格で努力家で申し分ないのですが、どう考えても不運なのです。あなたもそんな人のうちの一人ではないでしょうか?「なんで自分だけ?自分ではどうしようもできない!」なってことはありませんか?

古来の現実の受け入れ方

万人皆平等とうたいながら実は私たちは人によって運の差があることを知らないうちに認めています。例えば仏教では前世の行いのせい、キリスト教ではもともと罪を背負って生まれてきたなど現世の運の差の原因を自分の知らない手の及ばない場所につくって現世の運を受け入れようとします。もしくは身分制度そのものが現実を受け入れる手段にもなっていました。

現在の現実の受け入れ方

根本的に全て平等であることが全世界で広まり、理論的に幸不幸にはきっと原因があり、解決さえすれば誰でも同じように幸せになれるという考え方になりました。しかし、どんなに試行錯誤してみてネット情報のようにうまくいがずごく一部の成功者に対して劣等感や嫉妬ににあふれた世の中になってしまいました。そして最終的には自分の手の及ばないスピリチュアルな理由を求めていきます。

幸せは自分が決めるとはいうけど...

ネットでは理由があってそれを改善すると幸せが訪れると必ず書いてあります。そうかもしれません。そのことを否定するつもりはまったくありませんし、むしろ信じています。幸せは自分で決めるのも間違ってはいないと思います。ただ、原因がよくわからず社会生活の中で他人と多く接触せざるをえない状況でできるでしょうか?自分の中に劣等感や嫉妬がある状況でそれらを押さえつけて無理やりやったところで本当に対処できていますか?

小さな成功体験を積み重ねるとはいうけど...

よく小さな成功体験を積み重ねて自己肯定感を上げていくという記事をみます。これは少なくとも運勢が正のスパイラルに入ったと確信したひとができることです。考えてみてください。できる範囲にハードルを下げてできたところで自分をほめることできますか?ほかの人はもっと難しいことを軽々とこなしてる中で自己肯定感を上げることできますか?私たちは社会生活の中で生きています。そこには多くの差があり常に比較せざるをえません。外部を遮断し絶対的な価値だけで生きていくのは不可能です。

万人平等⇒不安定⇒不平等

いろんな意味で平等が根底に染みついてしまった現在(※平等は素晴らしいことです)自分の現時点で不平等や不運を感じないで生きていくことはおそらく無理でしょう。資本主義では平等とは権利の平等であって物質的、能力的な平等ではありません。むしろ権利の平等は結果的に物質的、能力的な格差を増大させます。社会主義は物質的な平等を追求した結果、権利の不平等を増大させました。本来、本当の意味で平等を成し遂げるには相当な高レベルの精神を全員がもっていなければなりません。つまり嫉妬や劣等感に満たされた我々凡人が平等をいうのはすなわち不安定を作り出します。この不安定がまた新たな不平等をつくるという矛盾した構造になり、不平等=安定ということになってしまいます。そしてまた平等を求めていきます。歴史的な移り変わりを考えていただければ納得いくかと思います。

自分を受け入れるには「諦める」しかないのか?

実際問題、生まれた段階で境遇や運の差があるのは認めざるをえなのではないのでしょうか?「それでも私は幸せです」「だって世の中にはもっと不幸なひとがたくさんいます。」と自分に言い聞かせていませんか?
では自分を受け入れるには「諦める」しかないのでしょうか?

「諦める」のではなく未来の自分にかけてみる

努力してるのに何をやってもうまくいかないとき、どう考えても不運なときは誰にでも訪れます。それが思ったよりも期間が長いこともあります。頑張ってもライバルに差をつけられ自己肯定感なんてボロボロになります。負のスパイラルにはいってしまい抜けられなくなることもあります。辛いですよね。。。努力に対して成果が全然でなく絶望している自分すら認めたくないですよね。「本来こんなはずではない」と思えるなら大丈夫。その努力を自分の未来にかけてみてください。すぐその場で目に見える効果はないかもしれないし、つらいと思います。しかし、私たちにはチャンスをつかむ権利が平等にあります。いつかチャンスがきます。努力をしないとチャンスが訪れても見えません。その日のために十分準備をしてください。そして他の人とはタイミングが違い今は自分にとってそういう時期であることを受け入れてください。つらいものはつらいです。自分にうそをつくくらいなら泣いたほうがよっぽどましです。あなたの輝かしい未来にかけてみませんか?

参照:努力しているのに成果がでない理由と成功の秘訣
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