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色とりどりのキャンディーを。


「思い出」が好きだ。

写真が好きなのも、それが理由のひとつなんだとおもう。

お金じゃ買えなくて、"モノ"として触れられないからこそ、だいじなもの。


一日一日を大事に、というのは、頭では分かっているのに、何気ない毎日の中では忘れてしまう。

たまに、そういう映画や本に触れて、思い出したようにひとつひとつの行動を意識してみるけれど、気がついたら忘れてる。


毎日を過ごすということは、「思い出をつくっていくこと」と同じだと思う。

ヘンゼルとグレーテルが、歩きながら、通ってきた道にパンくずを置いていったように、わたしたちも、過ごした一日を一つずつ、思い出として過去に置いていく。そしてふと振り返ると、長い長い道ができていて。

でも、その道標はパンくずじゃなくて、色とりどりのキャンディーだったらいいな、と思う。

次は何色がいいな、とか、今日は何色だったな、なんて考えながら、一歩進んでは一つ、そっと道に置いていく。

そんなふうに毎日を過ごしていけたら、きっと振り返ったときに、きれいで、かわいくって、抱きしめたくなるような思い出でいっぱいになってるんだろうなと思う。

悲しい出来事も、たまに訪れる寂しさも、あとにはきれいな色になって道をいろどってくれるはずだから、自分に起こる、どんな出来事も、どんな感情も、大事にしたい。


こんな文章を書いて、ほんのり幸せな今日は、ミルク味の、やさしいクリーム色みたいなキャンディーを置こう。

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