アスペルガーだから暴言を吐くわけじゃない(2019年4月4日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

おめめどうのネットショップがリニューアルオープンしました。新価格になっています。どうぞ、おいでやす!

スタッフの息子さん(アスペルガーとADHD)、大学の寮に入られてね、部屋には家族カレンダーを部屋に貼って、よていシートで1日の段取りをされるようです。新生活がスタートですが、これまでしてきたことが、きっと生きていくでしょう。高機能さんは、自分自身で支援をされるんです。そうなるように、小さい時から「こうすれば、あなたはわかるよ、できるよ」を「グッズが助けになること」を伝えていくってことなんです。

さて、東京の相談の残りを共有しましょう。<4年生男子普通級アスペルガー。週2療育に通っている。カレンダーやスケジュールはしていない。毎回暴言。イライラしていても多く、機嫌が良くてもコミュニケーションが暴言が始まる。母との分離が出来ていない(一緒にお風呂に入るなど)。イライラしているときに母の靴下を脱がせる。うまくいかないと母に当たる。どこからしていけばいいか?>

そりゃ、巻カレをしてもらってください。それから、「今日はどんな予定で過ごそうか」というスケジュール。もう4年だし、高機能さんでもあるので、メモを使って、親子で相談しながら立てていかれたらいいでしょう。あとおしゃべりをされていても話し言葉ではまるでわかっていないので、会話を見える化していきます。ルール、約束、お願いいろいろあるでしょう。また、本人のことは本人に選んでもらうこと。そんなところで、1年やってみてください。親がまずしてみて、それを学校でもしてもらう。

それから、その療育はやめてもいいと思います。というのも、週2もやってきて(おそらく何年も)、行動障害が収まっていないのでしょう?なら、そこへ行く時間、お金、エネルギーが役に立っているわけではないってことです。小学校を上がってからの療育は、親は「出来ないこと探し」がやめられませんし、子供は「出来ない自分を自覚していく」し、良い影響を与えないんですよね。大人のその視線が、子供を苦しめているようにも思えますね。うまくいかないと、母のせいになるのでしょう。なら、暮らし全体が「自分で選んでいない、決めていない」ってことですよ。

アスペルガーだから暴言を吐くわけでも、母にべったりなわけではないんです。わけわかんない環境、自分を認められない扱いに、不満があるだけです。手立てをするしないは、もう、その子の人生をも変えてしまいます。それは、取りも直さず、その親の暮らしまで変えてしまうってことですよ。

今日お知らせした2つのアスペルガーの事例を見ても明らかですよね。「わかる世界で主人公で生きる」ができるかどうかが、分かれ目です。

◆◆◆おめめどうのE-MAIL:info@omemedo.com
おめめどうのTEL&FAX:079ー594ー4667◆◆◆