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ミラーレス一眼購入のきっかけ

札幌へ帰省した時にコンデジを買った。
この時はほぼ帰省時しか撮ることはなくて、今みたいに日々写真を撮るようになるとは思ってなかった。

写真を撮るようになったのは息子が高校生になった頃。
 息子→平日も休みの日もバイトにあけくれるようになった。
 (思春期だから尚更一緒に出かけなくなる)
 旦那→バイクでツーリングへ行くようになった。
 (数回乗ったけどやっぱり怖いからタンデムはしない)

わたし暇。なんか急に「1人の時間」ができてしまった。
それまでは息子の世話焼いてたり家族でドライブ行ってたりだったので、急にできた「自分の時間」を持て余してしまうという贅沢な悩みができた。

何しようかな。そうだカメラなら1人でも楽しめるかな。
ちょうど近くの梅園が咲き始める頃だからコンデジ持って行ってみよう。

これが写真を撮り始めた最初。

が、梅園着いて撮った写真を見ていると、ふとある部分に影が入っていることに気づく。なんだこれ??ごみ?

真ん中少し下の黒いぼけてる部分がそれ。

ちょうど近くに撮影にきてる写真家っぽい人がいる。
でも気難しそうなおじさまだ。あ、助手らしき人は若い女の人だ。そうだ、あの人に聞いてみよう。

あの、すみません。ちょっと聞いていいですか。
「あ、はい」
撮った写真になんか黒い部分があって…これってゴミなんですかねー?
「え、あ…。私わかんないんですすみませんすみません」

あれ?逃げられてしまった…。ゴミですよ。と一言もらえたら「そっか」ってなったんだけどな。しばらく1人で立ってたから今だ!と思って聞いたのだけど何か邪魔しちゃったのかも知れない。

とりあえず近くの電気屋さんに持っていって店員さんに聞いたら「ゴミ入っちゃってますね」と。まったくカメラの知識なんかなかった私は(そっかー。レンズってゴミ入っちゃうんだなぁ)なんてのほほんと思ってた。

そして店員さんの言う通りにメーカーに出してもらうことに。
その受付をすませた帰り、オリンパスのE-PL3 ダブルズームレンズセットが目についた。「特選おすすめ商品」だ。

2013年の時点で44800円。今じゃ中古で2万円くらい。*2019/05/21現在

カメラは20万以上するもの。そう思っていた私は驚いた。大きさも持ってるコンデジとそんなに変わらないのも敷居を低くしたと思う。カメラの性能とかそんなのもよく分からないし完全に値段と使いやすそう、というそれだけ。

そして「なんか安いのあったよ」とクリーニングから帰ってきたコンデジを引き取りに行く時に旦那を連れてった。

「ほら、ねっ?」

我ながら思う。なにが「ほら、ねっ?」だ笑
普通に買い物って考えたら高い。が、旦那はバイクに乗っている。
バイク買うこと考えたら十分安い。よね。ねっ?(という理屈)

そうしてまんまと綺麗になったコンデジとミラーレス一眼を手にして帰宅したわけです。

人生初のレンズ交換式カメラ。新しいおもちゃを手に入れてワクワクした。
この後今はなき某赤いSNSにていろんな人に出会い、いろいろと教えてもらって単焦点レンズを買ったり、E-M1へと変わって現在に至る。

トップの写真はそんな新しいおもちゃでわーい!ってなってる頃に撮ったもの。


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