家で何をしよう…と思ったら。「味噌づくり」のススメ
世の中がざわざわとし、こういう時の過ごし方は人それぞれ。
正解はない。
私も3月の予定がことごとく延期・中止・オンラインで…という状況になり、何だかソワソワしてしまう。
とりあえず経済を回しながら、私自身が今を生きていることを実感することをしていきたい。
そんな想いで生活をしている時だからこそやりたいことが出てくる。
そう、お味噌づくり。
8日にレンタルキッチンを借りてやる予定だったのだが、小さい規模であっても食品や菌も扱うのでどうだろうか…と思い、先週早々に延期することにした。
一方で「寒仕込み」という言葉もある通り、寒いと雑菌が入りにくいのでできれば冬の寒い時期に仕込みたい、お味噌。
もうすでにだいぶ暖かくなっているが、今回は一人で家で仕込むことに。
正直お味噌づくりはとても簡単。
大豆は前日から多めの水で戻し、
翌日お鍋で煮ながら、隣で麹と塩を混ぜ、煮て潰した大豆と合わせるだけ。
潰せる程度まで大豆を煮るのも、普通にコトコト煮ると3・4時間かかるけど、圧力鍋だと30分でできるのです。
潰す作業もある意味ストレス解消に◎
潰した大豆と塩きり麹(塩と麹をあわせたもの)を混ぜて、耳たぶくらいの柔らかさに。時に煮汁を少し加えて調整して、丸めます。これが味噌玉。
用意した容器を焼酎などで拭きとり、味噌玉を容器に入れていく。
この時のポイントは空気が入らないようにすること。
大きい容器だと投げ入れることもあるけれど、1・2キロだとそこまで量もないので、潰すような感覚で詰めていく。
最後に、ラップななどで密閉して蓋をして冷暗所で発酵させる。
これも大量だと落とし蓋をしていくけれど、多くない限り不要です。
細かい部分で気をつけることはあるけれど、動作は簡単。
そして約一年寝かせれば完成する。
完成したお味噌を楽しみながら、
つくった時あんなこと思いながら、大豆を煮てお味噌をつくったな…と
思い出すこともまた楽しかったり。
またお子さんがいると一緒に楽しくできて、勉強にもなると思います。
今回も同様のことを思うのだと思う。
そもそもどうやって大豆や麹を手に入れれば…?という方も多いと思うが、オンラインでの販売も多い。
運送会社の皆さんにご協力いただき、つくることはできる。
最近は容器も一緒に販売しているところもあるので「手作り味噌」などと検索してみることをオススメします。
私は先程、お店に行って大豆・麹を購入。
塩は残りがあったので、それを使うことに。
大豆500g・麹600g・塩250gで約2.1キロのお味噌ができます。
好みによって麹の量を調整しますが、私は大体この分量でつくります。
土曜日から大豆を水で戻し、日曜日にコトコト大豆を煮て今年第一弾のお味噌を仕込みます。
ちなみに今日のお昼は昨年1月に仕込んだ味噌を使って豚汁に。
毎度仕込むたびに異なる味にまたこれも面白く。
今回のお味噌はどのような味になるのか楽しみです。
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