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2019.11.13 エッセイ日記 *私を見つめて。

仕事を定時に終え、退社すると外は既に日が沈み暗闇だ。
黒い車のため別の人の黒い車と間違えそうになる。車に乗りエンジンをかけ、ヘッドライトを点灯し、発進するとback numberのアルバムの曲が流れる。信号機が赤になり、CDからラジオをながす。「寿司ネタで、自分のベスト3は?」なんてMCの人が言っている。自分は何だろう、マグロ、イカ、ウニと言ったところだろうか、何とも面白味のないもの。MCの人は、穴子、マグロトロ、アジだったか。私はアジは頼んだ事がない。穴子は頼んでも終わりの方だ。そんなことを思いながら車を走行し、スーパーへ寄る。自宅に着くと、猫が廊下の扉越しに鳴いて迎えてくれる。ピーマンの肉詰め、なすの味噌煮を作った。
音楽番組が始まり、気分が上がる。やっぱり音楽はいい。CDではなくLiveということで緊張感がこちらまで伝わって、ダンスも華やかでいい。ドラマを見終えて、もう寝る時間だ。
朝起きて直ぐに日記を書いている。日記の日付けのところに目標もしくは、達成あるいは、充実出来たか記しをつけている。そう思うことで何か小さな幸せや自分の頑張りに気付くのではないかと思ったりする。

ベランダに出ると雨の降る夜の湿った空気に包まれ、雨音が静寂の中に伝わる。ゆっくりと部屋に戻り、雨など忘れてしまう。暖かい明るい部屋に安心している自分がいる。

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