マガジンのカバー画像

耳で学ぶ「しまはる塾」

日本や世界の日々のホットニュースの意味と背景を皆様と一緒に考えます。世界を訪問する私の体験を皆様と共有し、何が見えるかを考えましょう。時折、幕末から今日まで日本現代史の節目の物語… もっと読む
音声で配信する情報マガジンです。できるだけ毎日、ホットなニュースを中心に配信します。ぜひ定期購読し… もっと詳しく
¥2,000 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#新型コロナウィルス

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(09:40)はマガジン購入すると視聴できます。

政府が遅ればせながら、新型コロナの感染症法上の分類を2類相当から5類に移すことを決定しました。2類は規制が厳しく保護が厚く、負担が保健所や一部病院に集中する傾向がありましたが、5類になると規制が軽減されて経済活動の抑制が少なくなり、多くの病院が対応可能になりますが、やがて医療費の公費負担が減ります。自由の享受には責任と負担が伴うということでしょう。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(05:38)はマガジン購入すると視聴できます。

塩野義製薬はCVの飲み薬とほぼ同時に厚労省にワクチンの製造販売の承認も申請したと発表しました。塩野義製薬の確かな決断力と粘り強い努力に深く敬意を表したいと思います。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(04:39)はマガジン購入すると視聴できます。

塩野義製薬が開発を進めてきた新型コロナに効く飲み薬「ゾコーバ」がこのほどようやく厚労省の緊急承認を獲得しました。こうした飲み薬が普及すれば、人々はコロナをやがて風邪のように過度におそれずに対応していくことになるでしょう。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(11:50)は購入後に視聴できます。

今回は特別に、リスナーからのコメントに対して私の考えを申し上げたいと思います。コメントは「しまはる塾」を熱心に聞いてくださっている和歌山県知事からでした。以前、私が日本でPCRテストを徹底すれば感染者数は10倍くらいになると発言したことがありますが、東京のような大都市はいざしらず、和歌山県では保健所も総力をあげて綿密に現場を調べあげているので、事情が違うというご意見です。これは重要な問題なので、私

もっとみる
00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(09:55)は購入後に視聴できます。

日本の対極にあるのが、イスラエルです。イスラエルは接種開始から100日以内に全国民に2回の接種を完了すると見込まれます。イスラエルは周囲を敵性国家に囲まれ危機感が強く、今回はコロナとの闘いという準戦時体制で臨んでいます。それは日本の参考にはなりませんが、情報化で国民の状態を瞬時に把握できること、また目的に対して最適な戦略と手段を活用する合理性は、日本としても大いに学ぶべきところでしょう

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(11:12)は購入後に視聴できます。

日本は2月はじめの段階でも、ワクチンがいつ誰に提供されるのか政府から充分な説明がないという世界でもワクチン提供の劣等生のような状態にありました。なぜこんなことになっているのか、そこにはいくつかの戦略的誤りと慣習的な問題があり、それらの要因について考えます。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(11:44)は購入後に視聴できます。

EUがワクチンの開発と提供を一元化しようとした戦略が成功せず、混乱して世界に波紋をおよぼしています。先進国のそうした問題よりはるかに深刻なのが、途上国や貧困国にワクチンをどのように公平に分配できるかという問題です。それがうまくいかないと、やがて世界的な感染爆発や大不況となって跳ね返ってくることが懸念されます。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(07:31)は購入後に視聴できます。

昨年の秋の英国からはじまって南米やブラジルなど数カ国でコロナウィルスの変異種の感染が確認されました。これは従来のものより感染力が強いといわれますが、それがどのようなものでどのような影響をもたらしているかを調べましょう。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(12:16)は購入後に視聴できます。

トランプ大統領は10月2日にCVに感染しました。その日のうちに軍の医療センターに入院しましたが、10月5日の夕方に退院しました。9月19日以降、世論調査ではバイデン氏とトランプ氏との差がますます開きましたが、トランプ氏はCVに打ち勝った強い大統領というアピールで逆転したいと焦っているように見えます。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(10:51)は購入後に視聴できます。

スペイン風邪で多くの貧困層の人々が犠牲になるなかで、彼らを助けようという社会運動が日本では「大正デモクラシー」につながり、ロシアではロシア革命に、そして英国では修正資本主義につながりました。この社会改良、社会民主主義の動きは、しかし、日独と欧米など帝国主義の確執で、第二次大戦へ進む悲劇を世界は経験しました。現在のCV感染の衝撃が世界をどう変え、私達はそうした動きにどうかかわるべきかと考えたいと思い

もっとみる
00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(06:59)は購入後に視聴できます。

4〜6月期のGDPが発表され、日本も世界諸国もひどい落ち込みとなったことが判明しました。問題は、この落ち込みを冷静にうけとめてこれからの経済のV字型回復の戦略をどう構想し実行するかです。今回はとくにEUの中期予算の知恵と、台湾のデジタル需要取り込みの戦略から学びたいと思います。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(06:15)は購入後に視聴できます。

第一次大戦中にアメリカから発生したスペイン風邪は欧州戦線で諸国の兵士に感染し、その後世界に広まり3回の感染波で4000万人近くが犠牲者になりました。大感染の教訓を歴史に学びましょう。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(06:46)は購入後に視聴できます。

ペストの衝撃は、封建社会を崩壊させ、宗教革命、ルネサンスそして産業革命の契機となりました。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(08:01)は購入後に視聴できます。

大パンデミックの衝撃が世界をどう変えるか、歴史の経験に照らして考えてみましょう。まず14世紀に欧州の人口を1/3も減らしたペストの衝撃について考えます。