今日からシニアな歳になったが..
昨日までの自分と今日の自分に、そう違いは感じないが、今日からいよいよ前期高齢者の仲間入り^^
そんな自覚もないままに、すっかりシニア(老guy)な歳になってしまった..
ただ、小学2年生の時に担任の先生が製本してくださった作文集「おもいで」を読み返していると、考えていることや、やっていることの根っこは、今もそう進歩はなく、三つ子の魂百まで、とはよく言ったものだと感心したりもしている^^
シニアな歳頃になると、普段通っている市立体育館のトレーニングルーム利用料が半額になったり、各地博物館の入場料が割引きされるなど、ちょっとセコイ嬉しさがある一方、保険料の負担などが増しそうで、納付通知書が届くのを首を洗って待っているところ^^
本来なら長年勤めた会社を定年退職した後、再雇用された子会社で65歳まで働くつもりでいたが、途中リタイアして 2年が経ち、今日でその歳になった。
この間、なんだかんだと色々なことがありながらもなんとか過ごしてきたが、自身の体調面のことから、やりたいことはできるうちにしておこう、という気持ちが強くなった。
好きだったバイクでの遠出も体力的に段々辛くなり、その代わりと言ってはナンだが、人生最後かもしれないMT車(BRZ)に乗り換え、運転を楽しみながら全国各地巡りを始めたのも、そのひとつ。
各地を走る道すがらで目にする日本の自然と風土の豊かさに感動し、この地はどんな時間を刻んできたのだろう..と思う所があちらこちらにあった。
そんな折、ある古代史セミナーの聴講をきっかけにして、もう 25年ほど前から春夏秋冬の自然と風土が好きでしばしば訪れていた美山地域の郷土史に興味を持ち始めた。
近隣の博物館見学や、図書館などで資料閲覧をして、自分なりにその郷土史を探っていると、ここにはこんな歴史があったのか..と当地の風景を思い浮かべながらこれまで知らなかったことが見えたりもして、今も興味の尽きることはない。
昨今は体力の衰えを否応なしに感じるシーンがしばしばあり、長期旅程での全国各地巡りはいつまで続けられるか分からなくなってきたが、将来、もし車での長旅が難しくなればローカル列車を乗り継ぐ旅も面白いかもしれない、とも思い始めている。
そして、移動方法に関わらず、また旅程の長短に関わらず、行く先々の郷土史を探る計画を旅程に組み入れてみることで、旅の楽しさ、面白さがより一層増すのではないかと、上述美山地域の郷土史を知る過程で思うようになった。
先日、青天の霹靂的に罹患した、まさかの新型コロナ陽性。
その後、どうも心身共にスッキリしない日が続きパワーダウン気味だったが、味覚がまだ少しヘンな感じがするものの、今日を境に、楽しむ老後Ver.2 を再始動しようかと..
その始めとして、6月に予定していた北海道旅はもう諦めたが、とりあえずリハビリがてらに 1~2泊程度で、まだ出会っていない自然と風土の地を走りに行こう..と地図を眺めながら思案中^^
やはり、考えていることや、やろうとしていることは、当分の間、これまでとそう変わることはなさそう^^
この歳になると将来に向けた大上段な抱負はそう湧き出ることもなく、日々是好日を続けられれば..と願うばかりだが、ひとつの節目の日の、とりとめもない記録を残しておく次第。
以上