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歌うように話す〜ベトナム語の発音

こんにちは。


私は、ベトナム語を始める前、
大学の第二外国語に
中国語を選択していました。


中国語とベトナム語は
とても似ています。


1つは、漢字文化圏であること。


ベトナム語の言葉は、
8割方漢字に直せます。


ここは、日本人が
学習しやすいポイント♪
ありがたいですね。

漢字の話は、また別の時にするとして…


2つ目は、
声調言語であること。
今日は、この話をしたいと思います。


声調言語とは、
声調・トーン(音の高低)の違いで
意味の違いを表現する言葉です。


中国語は声調の種類が4つあって、
同じ”マ”という音でも、
声調が違うと意味が変わります。


これが、ベトナム語ですと、
声調の種類が6つになります。


他にも、母音の数が日本語より多かったり、
子音も日本語にはない発音があったりするので、

発音、大事!!


歌手で俳優のGacktさんも
以前話していましたが、


外国語学習では、
発音がすごく大切ですね。


…と頭では分かっていても、
中国語を学び始めた頃、
それまで勉強したことのある
外国語は英語だけ。


声調言語は初めて。


たどたどしく教科書を読み上げるのを見て、
台湾人の先生に毎回言われたのは


「あ〜、カラオケ行ってね、カラオケ」


カラオケ??


カラオケで何を歌えば
中国語が上達するんだ??


先生に尋ねると


「あ〜、別に何でもいいよ。
まだそういうレベルじゃないね。


口の動きがね、硬いのよ。
カラオケたくさん歌って、
柔らか〜くなりなさい」


…当時は、
意味がわかりませんでしたが、
今ならわかります。


先日、声の出し方講座を
受講させてもらったのですが、
そのときに


「日本語は、口をほとんど
動かさなくても話せる」


という意味のことを、
先生が話していました。


逆に、英語もそうだと思いますが、
中国語もベトナム語も、
きちんと発音するには、


口や表情筋を
相当動かします。


筋トレと同じで、
語学の練習以前に、


口周りを動かすことに
慣れる必要がある、
ということです。


あの頃、中国語のクラスでは
「カラオケに行きなさい」
と言われた学生が私以外にもたくさん。


先生の言いつけどおり、
或いは「先生が言ってたから」
と理由をつけて


せっせとカラオケに
行っていたのが幸いしたのか、


声調言語を話す基盤が
できたのかもしれません。


そのせいか、その後学習を始めた
ベトナム語は
比較的スムーズに
勉強できた気がします。


中国語自体は、私は残念ながら
マスターできてないのですが、


あの授業があったから今があるのかな、
と思います。



さて、声調言語はむずかしそう!
と思う人もいるかもしれませんが、
音がきれいで、聞いていて心地いいんです。


ベトナム語も中国語も、
発音のきれいな人の話し声は、
まるで歌っているよう。


ベトナム語に
「Nói như hát
(ノイ ニュー ハット)」
「=歌うように話す」

という言葉がありますが、


普段話す様子が
歌っているようだとしたら、
素敵ですよね。


ところで、参加した声の出し方講座、
私は「話している時にいつも
歯が見えていて理想的」
とほめられました!


間違いなく、
ベトナム語を日常的に話している
おかげだと思います。


思わぬ、ベトナム語の
美容的 (?)効果を発見しました。


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今日のレッスン♪

外国語は発音が大切。
声調やイントネーションは
やや難しく感じるけれど、
聞いていて魅力的。

話せるようになれば
口周りの表情も明るくなるかも?

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いかがだったでしょうか?

また明日!
今日も素敵な一日を♪


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