レジェンドヒーロー2話

前回の記事から1年ぶりで自分の筆不精っぷりがアレなんですが。
何かあらすじをダラダラ垂れ流すのが面白くないなあ…と思って下書きのまま放置してたんですよね。
というわけで、あらすじダラダラ書いてたのを消して、もう少し手短に行こうと思います。
本編は公式サイトで見れるしね。

2話配信(日本語字幕付きです)
https://youtu.be/bN-tYt4JUyI

第2話「君臣一体!劉備と関羽」

劉備さん人助け回。
屋上で80年代の業界人のごとく服をマントのように羽織り「僕はスーパーマンだ!」うーんこのベタベタさ。
「…と、思わせといて」というシーンなんですが、前回のヘタレっぷりが散々印象付けられてたんでこいつやっぱりかと素で信じちゃいました。

ただ、その後ヒーローの力を人助けに使うのは至極真っ当な発想で感心しました。やればできるじゃないか。

ここまでは良かったんですが、後半の展開がいただけません。
何というか、この作品の悪いところが如実に出てしまっているというか。

壊れた観覧車に閉じ込められた子供を助けるという展開になります。
そこで「観覧車を壊したのは何進。劉備を嵌める策略だった」という事実が明かされます。
かなり無理がありますが、多少無理はあっても良いと思います。「何て奴だ何進!絶対に許さん!」と受け手に思わせたら勝ちなので。
しかし、思わせるための積み重ねが足りてません。

何進先輩は「キャラ付け」程度の描写しかありません。
「いかにも体育会系の怖い人」ぐらいで、彼の人格の深いところや背景については一切触れられていません。
なので、実は劉備さんを嵌めるための罠だった!と言われてもあーそういう展開ねーぐらいの感想しかありません。
もっと頭の切れるキャラだったり、反対に極悪非道だったり、強く印象付けられるものがあれば別ですが。

極めつけはラスト。何進先輩が母親(お婆ちゃん?)らしき人を背負ってる画が映し出され、それが崩壊!というシーンですが。
ハッキリ言って「????」でした。
おそらく「実は家族のために頑張っていた一面が」みたいなことを言いたいんでしょうが、先程言った通り積み重ねがあまりに乏しいので唐突でしかないです。

今回からロボ戦が入りますが、クオリティは前の記事で言った通り。
変形のときに「ポポポポポポ」という妙なSEが入るんですが、どういう意図なんでしょうか…。

2話まとめ

前半と後半で評価が乱高下する回でした。
劉備さんがヒーローの力を人助けに使うという展開はややベタながらも良いと思うんですが…。 後半は1話で登場人物の描写を省いてしまったしわ寄せがモロ来ています。
1話はどうしても設定説明やら導入やらで尺が取られるのは分かるんですが、それなら最初の敵は怪人とかにしておいて、何進先輩と戦うのはもう少し後でも良かったのではと思います。要は仮面ライダー龍騎方式ですね。

今回に限らずですが、キャラの描き方があまり上手くないので主人公含め感情移入が難しいです。

それでいて、観覧車に閉じ込められた子供の泣く表情がなんか顔全体使った無駄に力の入った演技だったり相変わらず妙なところは拘ってます。そこ?

というところで今回のレビューは終わりです。
視聴したのは3話~5話、37・38話なんですが、正直また書くかは未定です。



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