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英語を話すことが好きで好きで好きで #とは

貴方にとって英語ってなに?授業科目?ビジネスツール?

英語、好き?私は好き。

英語を話すことが得意な人であれ、苦手な人であれ、英語を話すということはただのツールにしか過ぎない。

グローバル化に適応する為に、英会話教室に通うのをなんとなく社会に強いられる。でも、英語を学ぶことはそんなものの為にあるわけじゃない。(と、私は英会話教室のゴリゴリに押してくる広告をみるたびに思う。)

もちろん、英語を話せることができたらビジネスに役立つだろう。でも、人生はビジネスだけじゃない。英語を話すということは、ビジネスという領域を超えて人生を豊かにさせるということなのだ。

英会話教室の広告には、仕事で使うといった視点で売り出そうとしている。でも仕事で英語を使うなんて、そんなことはAIが今後やってくれる。言語を学ぶことをビジネスだけが理由だと、言語を学ぶことの面白さは分からない。分からないから英語がツマラナイ。

英語は、絵を描くことと一緒。文章を描くことと一緒。写真を撮ることと一緒。自分の思考を伝えるただのツールだ。

英語を使えるというのは、相手に伝えることができる手段と伝える相手をまた一つ増やすということ。

私は絵を描くことが苦手だ。

美術の成績はいつも他のどの教科と比べても全く上がらなかった。でも、美術という概念は好き。結局人と人の対話だから。

音楽や美術と一緒に数学や天文学が発展したのは、全てにおいて共通することがあるからだ。対話だよ、対話。

学問は対話なんだ。数学は数字を通して、世の中にある法則と対話する。天文学は空を通して、宇宙と会話をする。

説明できないものを説明していく過程にあるものが、岡潔が数学であっただけで、クレオストラトスが天文学であっただけで、私にとっては英語なのだ。

人間の活動の原点は、全て「対話」。皆んな誰かと繋がりたくてしょうがないんだね。

英語があって良かったと思ったことを列挙したら、キリがない。今の自分があるのは確実に私が英語でコミュニケーションを取れるからだと思う。

海外旅行に行った時、何が一番楽しかった?いつもと違うご飯?綺麗な夜景?異世界を感じるホテル?

記憶に残る海外旅行ってどんなものであった?美味しいご飯の写真やおしゃれなカフェの写真は、スマホの中に残るけど、自分の心には残らない。海外旅行で楔のように自分の心に刺さるものは、気分を害するほどの異体験。

自分の常識を覆すような体験をするからこそ、旅は楽しくて、自分を構成する思考の一部となる。

そんな異文化体験を自分のものと消化する為には、言語が必要となる。異文化を理解する為には、相手とコミュニケーションを取ることが必要だからだ。その手段として私が使っているのが「英語」である。

音楽ができる人は、他国の人と繋がりやすいかもしれない。ミュージシャンの人がアフリカの子供達と心を通わせている姿を見ると、私が音楽をできたらどんなにいいだろうと思うことがある。言語を介さなくても、魂や精神という人間の本能的なところで相手と繋がることができる。

私が選んだのは英語なのだ。英語を駆使すれば、自分の気持ちを異世界にいる人に伝えることができる。自分の思いを伝えながら、相手の思いも汲み取ることができる。私にとって英語を話すということは、ミュージシャンにとって、ギターを弾くことと一緒。

私は英語が好きで、英語を話すという手段をとっているのだ。人と繋がり対話をするために。


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ハルノ

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