見出し画像

【己の物差しは、黙って懐にしまっておくがよろし #呑みながら書きました】

さっきマガジン記事を公開したばかりなんだけど、呑み書き高野菜、ちがうよ、おいしそうだけど。後夜祭にぎりぎり滑り込みたくて、これを書いてる。お供は焼酎のお湯割り。お湯割りがおいしい季節になったよね。夏の終わりってちょっと寂しいけど、暑いの苦手だから個人的には嬉しい季節。

しかしまぁ、生きてると色々ありますなぁ。最近、とあるタスクにごりごりに削られていて、いつも電池切れそうな状態で、無理やり頭と体を動かしている感じがする。シンプルに言って、すごく疲れる。

辛いことや悲しいことって、幾つになっても唐突にやってくるよね。やりきれないこと、叫び散らかしたいことも。その苦しみは本人だけのものだから誰にも背負えないのだけど、そういうとき、どんな言葉をかけてもらえたかで、苦しみが2倍になったり半分になったりするもんだよね。

「痛い」って訴えている相手に対して、「他の人もみんなそれぞれ痛いんですよ」って言えちゃう人も世の中にはいて、私もこれまで、何人かそういう人に出会った。
ごめんね。本音をぶちまけると、「うるせーよ」って思う。「他の人の痛み」の話、今してねーのよ。「わたしの痛み」の話をしてんのよ。それに対して「みんな」って言うな。知るか。そんなん考えてたら「つらい」も「かなしい」も「くるしい」も「いたい」も、なんも言えんわ。

言われなくても知ってんのよ。世の中みんな、色々あるって。さっき冒頭で私も「生きてると色々ありますなぁ」って書いてるしね。でも、思うんよ。その人の痛みはその人にしかわからんし、「世の中の誰かの痛み」と比べて程度を図るのは違うんじゃねーの?って。頼まれてもないのに、勝手に矮小化すんな。人の感情を自分の物差しで図るな。

***

今年、すごい嬉しいことがあって。でもその直後に、すごい悲しいことがあってね。その落差は、もう、なんていうか凄まじかった。天国から地獄って言っても言い過ぎじゃないくらい。悲しいっていうか、辛くて、苦しくて、悔しくて、いっそもう何もかも捨ててしまおうかと思うくらいには、最低なことがあった。そのときね、ある人がこう言ってくれたの。

「はるさんがされたことは、“殺人”と同じくらい酷いことだと思う」

一字一句同じではないけど、私は友人のこの言葉に、心底救われたんだ。酷いことだった、怒っていいんだ、泣いていいんだ、って、やっと思えた。その人は「みんな辛い」とか、「みんな色々ある」とか、「大したことじゃないよ」とか、そういう類のことを絶対に言わなかった。そして、「はるさんは悪くない」って言ってくれた。大袈裟じゃなく、だから私は、今生きてる。

昨夜もその件で色々思うところがあって、全然眠れなくて。眠れなくても朝はくるし、生きていくには仕事しなきゃだし、生活しなきゃだし、でも、どうみも、どうにもこうにもキツくて。しんどくて、さすがに頓服ぶち込んでソファに顔を埋めて泣いていたのだけど、ふいに思い立って、友人とのメッセージのやり取りを読み返したのね。そしたらなんか、元気と共に怒りのパワー出てきて。
なんで私が沈まなきゃならんのだ、ふざけんな。
って思って、そこから水で顔洗って、仕事して夕飯作って食べて仕事して、今月のタスク全部終わらせて、今これ書いてる。

ざまーみろ。(遠くの空に向かって雄叫びを上げる勢いでキーボード打ってる)

何度でも何度でも、這い上がってやるからな。
友人との約束も果たしたいし、やりたいこともあるしね。「生きてりゃなんとかなる」って、『もののけ姫』のトキも言ってた。

あー、書いた。飲んだ。明日もお弁当作りあるし、寝ます。怒り散らかしたけど、呑み書きなので許して。
最後にお口直しの写真を。
相方がこれまで作ってくれた、おいしいご飯。おいしそうでしょ。おいしいのよ。惚気かよって言われたら、はい、惚気です。時々喧嘩もするけど、基本仲良くやってます。
では皆さま、よい週末を。

マリナさん、あきらとさん、いつもありがとう。
「呑みながら書きました」こんなにもご長寿イベントになるとは。すごい。

次の呑み書き時期には、穏やかに飲める私になっていてほしいなぁ。ではでは、またね。





最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。 頂いたサポートは、今後の作品作りの為に使わせて頂きます。 私の作品が少しでもあなたの心に痕を残してくれたなら、こんなにも嬉しいことはありません。