創作に対する反応が少なくて落ち込んでいる私の叫びを聞いてほしい。

このタイトルにつられてきたってことは、あなたも何かしらの創作をされているってことですかね?どうなんでしょうね。いまや漫画、小説、Youtube、ブログ、生配信、Instagram、作曲、、、意外とこの世の中って素人たちが作った創造物であふれているんですよね。私も、いちジャンルで小説の書き手をやっておりまして、まだ活動を始めてから2か月しかたってないんですけど、ありがたいことに450人のフォロワーさんに読んでいただいております。(2020.10.1現在)

でも、私はまだまだ経験値が足りなくて、小説自体も学生時代は全く書いたこともなくて、いい年した大人になってから書き始めたので稚拙な文章なんですよね。恥ずかしい恥ずかしい。

同ジャンルで同時期にTwitterで活動を始めた(仮)さんという方がいまして、今その方とフォロワー数だけで言うと約100人違います。あ、もちろん私の方が少ないです。(仮)さんも活動しているプラットフォームはTwitterだけなのでほぼ同じ条件です。なのに既に100人もの差がある。なんで。くやしい。2か月間ずーっと(仮)さんの後ろを必死にしがみついて、くやしいくやしいって思いながら同人活動をしていました。

何度も心が折れかけて、(どうせ私なんか大手でもないし、無言で消えたって気付かれないだろうな・・・)と何度思ったことか。私より後から活動を始めた書き手さんたちに抜かれることはまだないけれど、いいねが私より多かったりして、やっぱ文才がないんだな・・・才能がないんだな・・・って自己嫌悪ばっかり。落ち込んでいる時はなんにも楽しくなかったです。

でも、唯一私が同ジャンル内の誰よりも負けていなかったのが「更新頻度」だったんです。誰よりも、1投稿を長い物語で、頻繁に更新することを継続したんです。だから私は、このジャンルの中でフォロワー450人という中手くらいにまで成長できました(私のいるジャンルは人口が少ないので450人でも中手になるのです)。今も爆発的にフォロワーが増えることはないけれど、毎日1人2人とぽつりぽつりと増えています。

そしてもう1つ、負けていなかったこと。それは感想の量です。お話を上げるごとに感想を送ってくれる人、性癖を送ってくれる人。継続していることで私は「アクティブな書き手」という認識を読者に植え付けることが出来たのです。

感想やコメントをいただく度に、ネット上のスマホの向こう側にはちゃんと人間がいて、楽しみに待ってくれている「ファン」がいるんだと思わせてもらいました。フォロワー450人やいいね48件という数字だけでは忘れてしまいがちなこと。その数字を構成している1の大きさは、ロボットでもAIでもなく人間1人が作っている。1人が450回集まって450フォロワーという数字を作っている。それは反応が1だけでも1000になっても変わらない最小単位。私はそのたった1の、私の小説を好きだと言ってくれる1人を無下にできなくて、どんなにつらくても頑張った。頑張れた。

私もあなたも、ネット上の見えない1人の心を動かしているんだよ。それってすごいことなんだよ。もっと自分に自信をもって。あなたにしか出来ないこと、あなたにしか作れないもの、あなたにしか動かせない心が、絶対にあるから。

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