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【食】味噌作り2年生

うかうかしているうちに、暖かくなってしまって、味噌づくりの時期を逃していました。

去年初めて、ふるさと納税で、四万十町の井上糀店さんの味噌づくりキットで味噌を作ってみて、そのおいしさに驚愕しました。

実は、そのあと仕事で四万十町に伺った時に、全く知らずに井上糀店さんとお会いして、見学もさせてもらってから、「あ!うち、この味噌づくりキットやりました!」と思わぬ出会いがありました。

井上糀店さんは、200年糀を専門に作って、味噌屋さんなどに卸しています。一般小売りを始めたのは最近で、味噌づくりキットはふるさと納税でも人気商品。
野田琺瑯の容器とセットにして販売を始めたことで、人気が高まりました。
ずっと女性が家業として継いで、今は7代目の雅恵さんが各地に味噌づくりを広めています。

とにかく、作った味噌を食べてびっくりしたのは甘み。
糀の量が多かったのか、自然の甘みがしっかりあって、そのままキュウリにつけて食べてもおいしい味噌でした。
まだ去年の2月に仕込んだ分は少し残っているけど、もうなくなってしまうので、今年の分も仕込みます。

本当は、また井上さんの糀を注文してもよかったのだけど
まだ2回目なので、ほかにも試してみたいのと、いろんなところで糀を買っていたら、たまってしまったので今回はブレンドで作りました。


甘酒や塩こうじ用に買っていたけどまだ使ってない糀を出してきました。
味噌仕込みの日は、納豆厳禁。朝食で納豆は食べません。

大豆は、この間那須へ旅行に行ったときに道の駅で買ってきた1キロ。


一晩水につけた大豆を、薬指と親指で挟んでつぶれるくらいに炊きます。
これが、思ったより時間がかかる。
半分はバーミキュラ、半分は鍋で、同時に炊きます。


炊けた大豆を、バーミックスでつぶしていきます。
多少豆が残っていてもいいかと、結構てきとう。
そこに、塩切をした糀を混ぜていきます。


あらかた混ざってきたら、熱湯消毒した容器に入れていきます。
丸めて投げ入れるように空気を抜きながら


できるだけ空気を抜いて、平らにしたら、
酒粕で蓋をします。
去年これをやっておいたら、酒粕もおいしくなったし、カビも生えなかった。
ちょうど、居酒屋さんで分けてもらったいい酒粕がありました。


ラップをして、蓋をしたら完了です。


これで半年、冷暗所で保管します。
今年はどうでしょうか。
毎年作ったとしても、あと何十回かしか作れません。

味噌づくりは実験なので、毎年少しずつ変化させて、
自分の家に合う味を探していきたいです。

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