【さがたび DAY7】新しい歴史のはじまり

夜が早ければ朝も早い。
すっかり健康的な生活リズムになった私は、朝の浜辺を散歩する余裕まで出てきた。
週明けからは、できるだけ不健康なリズムに戻らないようにしないと。

この前も言ったけど島々の霞み方が芸術的すぎる。日本画の世界だ…

雨上がりの神事


朝は唐津くんち「御旅所神幸(おたびしょしんこう)」へ。

雨模様でビニールを被っていた曳山も、スタート時刻には無事晴れたのでお目見え。
漆がつるつるできれい…!この色が見たくて、朝も来ることにしたんだよね。

参道の真ん中を進む曳山は、文字通り神がかっている。
御神体の神輿を列の真ん中において、守っているようだった。

曳山(町内)ごとにハッピが違うのがかっこいいんだよねえ。
あと、曳山の台車に詰め込まれてる幼稚園くらいの子たちがかわいい。都心でたまに見る、保育園のおさんぽカーみたいな感じ。
この日は道を塩で清めながら進んでいたみたいで、撒かれた塩をこっそり舐めてる子と目があって笑った。

最後の曳山には「奉祝 天皇陛下御即位」ののぼりが。

赤獅子の二百周年といい、本当にいい年に来たなあと思う。

令和元年の礼節

佐賀を離れ、福岡で友人と合流。
令和ゆかりの地・太宰府天満宮へお参りし、今回の旅を無事にお導きくださったことにお礼をした。

令和元年のうちに行けたことも、御朱印を貰えたこともよかった。
平成最後の日に一緒に居たのもこの子だったので、エモいなー!とはしゃぐ。
梅が咲く頃は、ここも一層混むんだろうな。

その後、天神の小石原焼ギャラリーに寄り道してもらった。

同世代くらいの若い作家さんのものが集まっていて、正直期待以上に「小石原焼…アリ!」と思った。
飛び鉋の柄って伝統的で古風に感じるんだけど、そうじゃない見せ方もしていたり。
これはカルパッチョだ、これは角煮だと(一人で)騒ぎながら、作家さんの名前をメモする。

これからの器選びが、また楽しみになった。

夜はモツ鍋を食べて解散。こいつと飲むのはやっぱり最高。

本当に長くて、毎日感動してばかりの旅だった。
出会った人皆にお礼を言って回りたいくらい親切な人ばかりで、一人でも不安なんて一切なかった。

楽しかった。いい経験でした。
佐賀いいとこ。めちゃくちゃ推せます👏

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