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僕が好きな彼女

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「彼女」について僕が思うことを書くシリーズ。小説や詩。
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不器用な彼女

不器用な彼女

彼女はよく変な顔、変なポーズをする。
写真を撮るよとカメラを向けると、普通の格好では写れないらしい。

サン・マルコ寺院の入り口近くの、赤と白がマーブル模様に混ざりあう石で作られたライオンの像が格好良くも可愛かったので、写真を撮ろうとカメラを構えた。すると彼女がササーっとライオンに近づき、ライオンの台座に腰掛け、腕を大きくライオンの首に回し、躊躇なく顔をライオンのたてがみに押し付けて、僕を見下ろす

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無防備な彼女

無防備な彼女

彼女と旅をしている。
二人で外国を巡る旅はこれが初めてだった。前もって計画を立て、ホテルを取り、良い景色を見つければお互いに写真を撮りあう、そんな彼女にとって当たり前の旅行の仕方が、孤独なバックパッカーだった自分にとっては新鮮で、少し面倒なものだったが。

彼女は、ここが日本を遠く離れた外国だというのに、電車に乗ると必ず眠ってしまう。それも熟睡。危機感が無さ過ぎるのではないだろうか。
曰く、体

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先を行く彼女

先を行く彼女

彼女の「後ろ姿」を写真に撮ることが多い。

彼女は、物怖じせずにぐんぐん僕の前を歩く。
だから僕は、彼女の一歩も二歩も後に、彼女と同じ景色を見る。

ケンカしたから並んで歩かないわけでは、もちろんない。
ただ彼女は僕と違って、ゆっくり歩いて景色を見ることが性に合わないみたいだ。

いま、僕らはとある国で、なだらかな山道を下って街へ行こうとしている。

彼女はぐんぐんずんずん歩いて、

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ともに歩く彼女

ともに歩く彼女

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左側にいる君と
もう手元を見なくても
手を繋げるようになってる

空気がどんなに変わっても
僕らの呼吸は変わらない

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前を行く君の影を
踏みたくないと思った
どんな姿も大切みたいだ

気温がどんなに上がっても
僕らの温もりは変わらない