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府中──"原点"への帰省

昨日は息子を連れて珈琲焙煎舎へ年末のご挨拶に行って来た。横浜から府中まで、電車を乗り継いで1時間以上かかる。ぼくにとっては、たいした移動時間じゃないが、息子にとってはちょっとした小旅行で、冒険にも似た気分なんだろう。

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珈琲焙煎舎の店主と会うのも楽しみなようで、昨日はたくさん話して、たくさん遊んでもらって(?)いた。もうすぐ6歳、彼にとって昨年まで、府中は年1回、11月にパパとママに連れてゆかれる場所だったが、今年は3回も一緒に行った。珈琲焙煎舎との関係がどんなものなのか、彼にわかるはずもないが(ぼくにとっても不思議な関係なのだから)、その場所を彼に味ってもらっておくことはとても大切なことのように思えてきた。

その場所は、ぼくにとって、いまの暮らしに繋がった"原点"のような場所だ。珈琲焙煎舎が営みを続けてくれていることに、ぼくは感謝している。

新しい年も、どうぞよろしく!(よいお年を)

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帰宅時、南武線に揺られながら、息子は黙って、何やら難しい(面白い)顔をして外を見てる。どうしたの? と聞いたら、不機嫌そうにつぶやいた。

「ゆうがたとよるはきらいなんだよ。だからくもをにらんでんだ」

(つづく)

道草の家2階のひなた工房にて、木の粘土と可愛いボタンを使ったねずみの干支飾りをつくりました。

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ウェブ・ショップにて発売中。全て1点モノの、早もの勝ちです。ここ(note)では数日前に「ねずみファミリーの干支飾りと「ひなた工房」の2019年」として詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

オトナのための文章教室」(in 横浜)の1〜2月のスケジュールを更新しています。(in 三鷹)の方はもうしばらくお待ちください。

日常を旅する雑誌『アフリカ』最新号(2019年7月号)、相変わらず発売中。在庫が少なくなってきたので、お早めに。

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダーは、1日めくって、12月28日。今日は、ヤマザキマリさんの『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』の読書感想文を。


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