なにかに気持ちが救われる。
そんな経験はあるでしょうか。
その“なにか”は人それぞれ。
それは、人の優しさや、ふと開いた本の中の一文や、素敵な写真。
吹き抜けるやわらかい風かもしれないし、美しい風景かもしれない。
好きな歌を聴くとか、好きな花を飾るとか、好きな場所で好きな飲み物を飲んで、好きなものを食べる。
好きなことをする。
それが一番いいのかもしれない。
わたしは、大好きな猫に救われてきた。
高校生のときに一緒に住みはじめた「しろくろ」にもそのあとうちの子になった「しろねこ」にも、幾度となく救われた。
彼らは彼らのペースで生活をしているようでいて、わたしたち家族に寄り添い、気にかけてくれていた。
わたしたちは彼らの顔を見ると思わず微笑んでしまうし、
すやすやと気持ちよさそうに眠っている姿を見れば癒される。
遊んでいても、イタズラをしていても、廊下で寝っ転がっていても、全部がかわいい。
猫のすべては「かわいい」でできていると思う。
猫を撫でていると落ち着くのはどうしてだろう。
嬉しそうにゴロゴロと喉を鳴らしてくれるとこちらまで嬉しくなる。
嫌なことがあったとき、悲しいとき、辛いとき、
猫とふれあうとふんわりと優しい気持ちになる。
そしてまた頑張る力をくれる小さな彼らに、
心からありがとうの気持ちを伝えたい。
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