見出し画像

恩田光代さんへのお手紙

このnoteは、Twitterフォロワー300人突破記念企画「勝手に明日海りお祭り」第三弾。『コントが始まる』のファミレス店長にして雀士、恩田光代さんへのお手紙となります。


寒くなってまいりました。もう12月ですね。
お元気でお過ごしのことと存じます。

移転後の雀荘の居心地はいかがでしょうか。「赤まむし」に潤平の代わりのバイトは入ったのでしょうか。ファミレスはクリスマス仕様になり、忙しくなってはいないでしょうか。こちらも、里穂子の代わりのバイトは入ったのでしょうか。

いまも変わらず、プロ雀士の夢を追いかけておられるでしょうか。

めっぽう強い雀士としての姿、てきぱき働く店長の姿も印象的でしたが、私の頭に今も浮かぶのはあなたが潤平と里穂子に注ぐ、温かいまなざしです。

自身が夢を持ち続けるハードさを知っているからこそ、光代さんは二人に優しかった。そう思っています。

潤平に変わって入ったバイトの子、里穂子に変わって入ったバイトの子。
もし光代さんのそばに居るのであれば、きっとあなたの温かいまなざしを感じていることでしょう。

見守る。
口にするのは簡単ですが、とても難しいことです。
メイクシラーズの場所を知っていれば、光代店長がバイトの子たちを見守る様子が観察できるのに。
光代さんの温もりに触れ、明日から頑張ろうと思えたのは潤平や里穂子だけではありません。

こんな人がそばに居てくれたらと願う、私もその一人でした。

もう、あなたの温かさに触れることが出来ない。残念です。
願わくば、またどこかでお会いできますように。

敬具


いただいたサポートは、わたしの好きなものたちを応援するために使わせていただきます。時に、直接ではなく好きなものたちを支える人に寄付することがあります。どうかご了承ください。