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自己責任とはなんだろう

こんばんは。
キャリアコンサルタントの小川はる子です。

今日のテーマは
「自己責任とはなんだろう」にしました。

◆なんでもかんでも自己責任なの?
私が考える自己責任は「自分の意思決定に責任を持つ」ことだと思います。つまり、自分が意思決定をしたというのが前提です。なんでもかんでも、自己責任だよねというのは、私は息苦しさを感じます。自分で決められることばかりではなく、偶然のきっかけでやってくることも沢山あるから。そのすべてを、自己責任と言われてしまうことには抵抗感がある。

◆自分で決めていますか?
自分の意思決定を誰かに任せていないだろうか。誰かからこう思われるからとか。他人からどう思われるのかは、自分にはコントロールできません。そしてそれが、自分と一致することは奇跡かも。大きなことだけでなくて、本当に小さなことでいいから、自分で決める練習をするのはいかがでしょうか?とよく、カウンセリングでもお伝えします。例えば、プリンが食べたいとき、どんなプリンが食べたいのか?きちんと考えてみる。そのうえで、さまざまな種類の中から選ぶ。仮に、その自分で選んだプリンが思い描いたものと違っていたとき。何となく選んだときよりも、自己責任として受け止められると思います。考えて選んだけれど、違っていた。それなら次はこうしようでいい。意思決定をして、間違えたとしても、そこで終わりではありません。

◆自分で選んで失敗したら、自分で立ち上がれる
就職活動でもそうです。もちろん企業側とのご縁ではありますが、ご縁のあった中から、どこで働くのか自分で決める。ご縁の中ではなく、就職活動を続ける選択肢もあります。おそらく、どこで働いても大変なことも喜びもあると思うのです。それならば、自分が決める。自分はなにに興味があって、どんな環境で働きたくて、それならこういう企業がいいのではないか?(自己理解や仕事理解)選考を受けていくなかで、合う合わないも当然ある。ゴールは、入社ではない。その先、どんなふうで在りたいのか?それを見据えて決める。自分で決めた人は、躓いても立ち上がれるし、続けることも退職することも、次の分岐を決められます。

自分が選ぶ。はじめは日々の中で、小さく練習してみてほしい。それは、自分を大切にすることにも繋がります。そして、自分のちょうどいい働き方を見つけていく過程でも力になるはず。

それではまたお会いしましょう。

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