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ここ最近、時々ではあるけれど、コロナで準ロックダウン状態になった街を散歩している。あえて自転車には乗らず、買い物ついでに少し距離のあるスーパーまで歩くようにしている。

最近の南独はすごく天気が良くて、毎朝起きた瞬間から鳥達の鳴き声と優しい陽の光に包まれることができる。準備を済ませて午前中の太陽を求めながら歩くと、あまり人通りもない田舎道ということもあって、とても快適に健全な身体にバージョンアップすることができる。
どこからともなくほんのり香ってくるマリファナの臭いも、ある意味ヨーロッパの風物詩なのかなと思う。
別に嫌いでは無い。

そして約1時間半程かけて買い物まですませ、また家まで戻る。

時計で動くことが苦手な自分にとって今のこの期間というのは、将来に新鮮な可能性を提示してくれる。
どういう生き方をすべきか。どんな生き方が心地良いか。
そんなことを妄想しながら歩く道は自分をどこに導いてくれるのだろう。

なるようにしかならないことも、そんな悪いことにはならないことも、そもそも自分の想定どおりになんてならないこともちゃんと知っている。

ただ意思をもって進めば良いだけ。

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